ウエディングプランナー

元ウエディングプランナーが暴露!!ウエディングプランナーの仕事や働き方

ウエディングプランナーといえば、ブライダル業界の花形職種✨
ウエディングプランナーに憧れる方も多いのではないでしょうか。

でも、実際に働いたこともなければ結婚式をしたこともない方にとっては
どんな仕事かも分からないので思い切って足を踏み入れよう!と考えるには
なかなかハードルが高いですよね…。

そこで元ウエディングプランナーがウエディングプランナーの仕事について暴露しちゃいます!!

 

ウエディングプランナーの仕事内容

ウエディングに関するすべての提案、相談の窓口となる新郎新婦の「相棒」
ともいえる立場のお仕事です✨

結婚を控えるカップルが初めて来館された時の案内から挙式後のフォローまでを行います。
結婚式を行うとなれば、予算や日取り、衣裳、招待状の手配など、決めるべきことがたくさん!!
お客様の意見や要望を伺いながらそれらに対して最善の案を提案し、トータルでサポートしていく縁の下の力持ちです(*^^*)

ウエディングプランナーという名前から結婚式の計画をする人というイメージをされる方が多いですが、業務はそれだけではなく、多岐に渡ります。
会場によって異なりますが、大きく分けて4種類の業務に分かれます。

①打ち合わせ業務

★新郎新婦と結婚式に関する打ち合わせを行い、理想の結婚式を挙げる準備をサポートします。
★各部署のスタッフやパートナー企業と結婚式に関する打ち合わせを行い、新郎新婦や動きなどについて確認・共有します。

②営業

★新郎新婦の初来館時に館内の案内や見積りをご説明。検討中の新郎新婦へアプローチし、成約を頂く重要な役割です。
★新郎新婦の理想の結婚式を叶える為の商品の提案を行い、お二人の結婚式のイメージを強くしてもらいます!
★各所にある結婚式場相談カウンターへ出向き、挨拶回りを行い、より多くの新郎新婦様を紹介してもらいます。

③事務

★結婚式に必要なアイテムの発注や見積書・請求書の作成、各部署やパートナー企業への共有情報書の作成などを行います。
★来館前の新郎新婦へパンフレットを発送し、来館を促します。

④企画業務

★自会場で結婚式を挙げるイメージをしてもらう為、成約前のお客様に向けたフェアの企画や運営を行います。
★成約済みのお客様に向けたフェアの企画や運営を行い、商品を実際に見たり体験したりしてもらいます。
★施行済みのお客様に向けたフェアの企画や運営を行い、記念日を盛り上げる他新たなお客様を紹介してもらえるようPR活動を行います。

 

プランナーの評価

仕事をする上で、「どのように評価されるのか」というのはとても大切なことだと思います!
それによりお給料が変わったり、仕事内容が変わったり、立場が変わったり…。
実際にウエディングプランナーの仕事はどのように評価されるのでしょうか?

ウエディングプランナーは一般的に「営業職」に大別されます。
新規接客においては主に「成約件数÷新規接客数=成約率」で割り出す【成約率】を評価基準とする会社が多くなっています。
そして、多くの会社は【成約率】の目標として40%を設定しているところが多いのが現状です。

一方、打ち合わせにおいては会場によって異なることが多いですが、「売上高総額」や「施行件数」、「1件単価(1施行あたりの平均金額)」、「1人単価(ゲスト1名あたりの平均金額)」などを基に総合的に評価されることが多くなっています。

とはいえ、厳しいノルマを課されているのではなく、一組でも多くの新郎新婦に、一人でも多くのゲストを含むお客様に喜んでもらえる提案は何かと考えながら接客をすることにより達成できると考えると良いのではないでしょうか。

実際、「ノルマが厳しいのでウエディングプランナー辞めたい…」などと言っている人は見たことがありません!
やはり、人の幸せを形にするサポートのできる、素敵なお仕事と捉えているウエディングプランナーの方が、圧倒的に多いようです(*^^*)

 

ウエディングプランナーの一日

ウエディングプランナーはどのような一日を過ごしているのでしょうか??

実は、婚礼が入っている日と婚礼がない日では動きが大きく違います!
婚礼が入っている日というのは、土日祝日であることが多く、
婚礼が入っていない日というのは、平日であることが多いです。

では早速、ウエディングプランナーの一日を見てみましょう✨

ウエディングプランナーの一日 ~婚礼当日~

8:00 出勤
当日ご婚礼のお客様から急遽欠席のゲストがいらっしゃったり、何かハプニングなどが
あったりしてご連絡が入ることもあるので、新郎新婦様がいらっしゃる30分前に出勤♪

8:30 新郎新婦様、親御様のお出迎え
新郎新婦様はもちろんのこと、親御様にもご挨拶をさせていただきます。
ご挨拶の際には、必ずおめでとうございますという言葉を遣い、晴れの日に相応しい
お言葉をお伝えします✨

9:00 挙式・披露宴最終準備、確認
前日までに準備は完了しているのが基本ですが、最終確認として全ての備品や演出、
装花などの商品などが全て揃っているか等確認を行います。
また、欠席者や遅刻者の対応などがあることも💔

10:30 挙式リハーサル開始
実際の挙式会場を使用し、挙式リハーサルを行います💓
挙式リハーサルの進行は、プランナーもしくはセレモニースタッフが行います。
誰が行うかは会場により異なります。

11:00 💕挙行💕
挙式自体はセレモニースタッフや牧師先生など他スタッフが行うのが一般的ですが、
プランナーも進行通り進んでいるか等チェックし、ハプニング等があれば、
すぐに対応できるようにしておきます。

11:45 集合写真撮影
ご参列者全員や、ご親族のみでのお写真撮影を行います。
スムーズに進むよう誘導を行います。

12:15 披露宴 開宴
基本的にはキャプテンや司会者、音響・照明担当やサービススタッフが披露宴を
進行していきますが、常に動ける状態で周囲に気を配っておく必要があります。

14:45 披露宴 御披楽喜(おひらき)
新郎新婦様、親御様がプチギフトをお渡しされながらゲストをお見送りされるので、
そのサポートを行います。
新郎新婦様がプチギフトを持ち切れない場合はカゴに補充したり、
動線が滞らないようゲストの誘導などにも当たります。
ゲストのお見送りが完了した後は、サービススタッフと共に披露宴会場などの
片付けを行うこともあります。

15:45 新郎新婦様お見送り
2次会のお支度を終えた新郎新婦様のお見送りをします。

16:00 別のお客様のお打ち合わせ
土日祝日は挙式・披露宴だけではなく、先々のお客様のお打ち合わせが入ることも
多くあり、なかなかゆっくりはできません。。。

18:30 他部署のスタッフと挙式・披露宴の反省会
トラブルがなかったかなどの確認や引継ぎ、今後への改善点などを共有し
他のスタッフへ感謝を伝えます。

19:00 退勤
慌ただしい一日はあっという間に過ぎますが、疲れは蓄積していくので早く帰って
ゆっくり疲れを癒します。

ウエディングプランナーの一日 ~平日~

10:00 出勤
ブライダルサロンの掃除、朝礼などを行います。

10:15 お客様対応
新郎新婦様はお仕事をされていることも多く、夜間にメールで問い合わせや相談、
メール返信などが届くことが多くあります。
待っていらっしゃる方も多いので、朝出勤後すぐに対応をするよう心がけています。

11:30 プランナーミーティング
挙式当日に起こったハプニングやトラブル、困ったことや喜んでいただけたことなどを
全体で共有します。
改善点があれば改善点の共有も行い、二度と同じことが起こらないよう注意します。
開催予定のイベント(ブライダルフェアや成約者フェアなど)の打ち合わせ、
新規接客の結果や売り上げの報告なども行います。

13:00 休憩
ブライダルサロンの対応などもあるので、順に昼食休憩を取ります。

14:00 デスクワーク
お客様とのお打ち合わせは土日や夜間に行うことが多く、都度都度の事務処理は
できないことが多いです。
発注や確認、他部署への伝達などは平日にまとめて行います。
例えば、土日合わせて4~6組のお客様とお打ち合わせをした後の事務処理は
1組様平均1~2時間かけて事務処理を行います。
また、ブライダルフェアの企画や準備なども平日の合間合間に行っていきます。

18:00 接客
お仕事帰りのお客様など、夜間に来られるお客様もいらっしゃるので平日とはいえ接客があることも。

19:00 退勤
土日に残業した分平日に早く帰ることができるシステムを導入している企業も
沢山あります!
平日に早く帰れる場合は帰り道にショッピングを楽しんだり、日頃の疲れを癒すために
マッサージサロンへ行くウエディングプランナーもいます!
仕事とプライベート、メリハリをつけてどちらも楽しむウエディングプランナーが
沢山います✨

 

ウエディングプランナーの
1日のスケジュールの立て方

ウエディングプランナーは一度に沢山の新郎新婦様を担当しております。
どの新郎新婦様にも安心して準備を進めて頂く為に、ウエディングプランナーは
業務を効率的に遂行していく必要があります。

本日は、ウエディングプランナーがどのようにして1日のスケジュールを
立てているのかご紹介致します!

 S T E P ① 業務の洗い出し

まずは、業務の洗い出しを行います。
前日の夜か遅くとも当日の朝に、自分がどんな業務を抱えているのか見える化を行います。

<例>
・発注業務
・お客様へのメール3件
・お客様への電話3件
・打合せ 1組様
・打合せ処理
・郵送物の発送1件

S T E P ② 業務の優先順位を考える

次に業務の優先順位を立てます。
「緊急度」を考えるとどの業務が最優先すべきか見えてきます。

<例>
※1~3の3段階評価で優先度が高いものを【1】とします。
※緊急度はお客様や内容によって変動します。
・【3】発注業務
・【2】お客様へのメール返信3件
・【2】お客様への電話3件
・【1】打合せ 1組様
・【3】打合せ処理
・【2】郵送物の発送1件

 S T E P ③  時間割を考える

洗い出した業務を、時間枠に当てはめていきます。
優先順位の高いものを当てはめてから、優先順位の低いものを入れていきます。

<例>
10:00メール返信
11:00郵送物の発送
12:00休憩
13:00打合せ
14:00 ↓
15:00打合せ後処理
16:00発注業務
17:00★余裕★
18:00電話
19:00退社

1、メールの返信

お客様は夜に動かれる方が多い為、朝は 必ずメールチェックをしましょう。
日中も随時メールを チェックし、返信をするよう習慣づける必要があります。

2、電話の時間

平日はお昼間仕事をされている新郎新婦様も多くいらっしゃいます。
18時以降にお仕事が終わられる方が多く、電話が繋がりやすくなりますので、
この時間帯に狙ってかけるのがお勧めです。

3、余裕の時間

ウエディングプランナーは受動の業務が多くなっております。
いきなりお客様から電話がかかってきたり各部署からの確認があったり…。
優先順位はその都度変動するので、
計画を立てる際には余裕を持って
時間組みを考えましょう!

時間を組んでみて、どうしても業務が終わらない場合は?
優先度が低いものであれば、明日に回しても大丈夫です!
また、他のウエディングプランナーに任せることはできないか確認するのもひとつです。
助け合いの精神を持って、スタッフ全員で結婚式を創っていきましょう♪ 

連絡の遅延や、杜撰な対応が新郎新婦様の不信感に繋がることもあります。
どの新郎新婦様にも安心して当日を迎えて頂けるよう、徹底したスケジュール管理を
心掛けてくださいね!! 

 

ウエディング業界の休日

ウエディングプランナー時代、友人にウエディングプランナーしてると言うと決まって言われることがありました。
「忙しそう~!結婚式がない時期しか休めないんでしょ?」
ないない!そんなわけないない!!

ということで、ウェディング業界の休日って・・・ちゃんと取れるの??いつ休んでるの??
という疑問についてお答え致します!

シフト制

会社によっては、定休日があるところもありますが、1か月8日休みが一般的です。
ただし、土日祝日は婚礼が入ることががありますので、基本的には平日のシフト制である
ことが多いです。

土日のお休みを取るのは難しくなりますが、近年は夏季休暇、年末年始休暇、有給休暇、
慶弔休暇などを取りやすい企業も多くなってきています。

また、産前産後休暇、育児休暇を取得できる企業も多くあります。
昨今言われている「働き方改革」の前後で女性の働き方に目を向けているブライダル企業も多々あります。
ブライダル業界は圧倒的に女性の方が多い職場であり、優秀な人財を出産・育児により
手放すのはもったいないと思う企業も多いのでしょうね。

実際に私も小さな子供を育てながらウエディングプランナーをしていました!
大変なことももちろんありましたが、自分が結婚、出産している分アドバイスできることも多くあったり、気持ちを理解できることも多かったと感じています。
これから結婚を控えている方でも、働き方によれば両立は可能です!

フレックスタイム制

土日祝日は挙式・披露宴本番だけではなく、接客、打ち合わせなど平日の倍の労働時間に
なることも多い業界です。
その分、平日は1日6時間勤務などの短いシフトで調整をしている企業も多くあります。

また、勤務時間の調整だけではなく、お客様との打ち合わせに合わせて出勤時間を
調整することもあります。

独自の休暇制度

企業によっては独自の休暇制度を採用しているところもありますので、例をご紹介します!

アニバーサリー休暇
本人や配偶者、家族やペットなどの誕生日やお祝い事のある日に休暇取れる!

結婚準備休暇
結婚式を控えた社員が結婚式前に1日休暇を取れる制度✨

休んで5(ファイブ)
入社3年目までの社員に5日間付与される休暇。好きに使って良いそうです!

出産立ち合い休暇
配偶者の出産時に立ち合う為の休暇。奥様にとっては心強い制度ですね!

上記はほんの一例です。
他にも沢山独自の休暇制度を打ち出している企業があります!
ブライダル業界はブラックという話もチラホラ聞こえてくることもありますが、
企業としては社員想いの企業が多いと感じます。
ただ、お客様ありきのお仕事でもあるので結果として好きな時に休めなかったり、
土日お休みの人となかなか遊べなかったり…といったことはあるかもしれません。

決して楽な仕事ではありませんが、現在は働きやすい環境を整える努力をしている企業が
多くあります。
また、労働時間では測れない程の価値がある仕事であり、他の業界では得られないものが
沢山ある業界だと感じております(^-^)

 

ウエディングプランナーの懐事情

ウエディングプランナーのお仕事は一見華やかで、デキる女性が颯爽と黒スーツと
黒パンプスに身を包み黒いバインダーを持ってお客様をご案内する…なんて姿を
想像される方も多いのではないでしょうか。

確かに、そんな接客ができればカッコいいんですが…。

実際には接客の時間は土日がメインで、それ以外の平日は事務処理や打ち合わせ、
発注業務など、コツコツとした作業が多いのです。

そんなウエディングプランナーのお仕事に憧れる方も多いのではないでしょうか。

そしてウエディングプランナーを目指す人にとって気になるのは、懐事情では
ないでしょうか!!

ということで、元ウエディングプランナーが懐事情を暴露しちゃいます!

  • 20代未経験者の平均年収
  • 勤続5年スタッフの平均年収
  • マネージャークラスの平均年収
  • 評価は給与にどう反映される!?
  • 社内割引について
  • お客様から頂くお心付けの行方
  • ウエディングプランナーの貯金額
  • 普段のお金の使い道

1、20代未経験者の平均年収

ウエディングプランナーにチャレンジされる方は、20代の方が大変多くなっております。
では、20代未経験からウエディングプランナーを目指すと年収はどうなるのでしょうか。
これは、それまでの経験によっても大きく左右されます。

ウエディングプランナーはブライダル企業からすれば、契約を取ってくる稼ぎ頭のような
ものなので、「営業職」という分類になります。

なので、前職に営業職の経験があれば必然的に加算されますし、逆に前職が事務職だと
ウエディングプランナーに活かせる経験としては共通点が少なくなるのでその会社の中でも
最低限のレベル、といったところになります。

営業職・高級商材販売職 経験者   200万円台後半~300万円台後半

      その他         200万円台前半~250万円前後

 

2、勤続5年スタッフの平均年収

勤続5年にもなると、プランナーとしてはベテランの域に入ってきます。
ポジションとして「チーフ」というポジションがあれば、そういった役職についている方もいるような勤続年数です。
少し難しいご要望をお持ちのお客様の対応であったり、新人教育にも携わることが
できるようになってきます。

また、施行担当のプランナーであれば担当件数も多くなり、業務の効率化も求められる段階になります。

できることが増えることにより、会社からの評価も上がり年収もアップしてきます。

勤続5年スタッフ   200万円台後半~400万円台前半

 

3、マネージャークラスの平均年収

マネージャーとは、ウエディングプランナーが入社してチーフプランナーの次に目指す
ポジションになります。

仕事内容は、ウエディングプランナーの管理やブライダル事業の指揮権を持っている存在になります。
基本的に、マネージャーがブライダルについての責任者という立場になります。
スタッフの育成、管理やクレーム対応など第一線ではない部分でブライダルを支えます。

責任が重い分、年収も上がります。
働く会社によってもその責任の重さや仕事内容は変わってくるため、年収幅も
広くなります。

マネージャークラス  300万円台後半~500万円台

 

4、評価は給与にどう反映される!?

「1、20代未経験者の平均年収」でウエディングプランナーは「営業職」であるというお話をしました。
一般的に営業職はどんな仕事をしていても月々同じ給与がもらえる、というお仕事では
ありません。
いわゆる「歩合制」をとっている企業が多いのが現状です。

歩合制というのは、頑張れば頑張った分給与に反映される、というものです。

では、その「頑張った分」とはどのように評価するのでしょうか。

それは、「成約率」と「売上額」です。
ウエディングプランナーの主な仕事は初めてご来館されたお客様を成約に結びつける「新規接客(営業)」と成約以降ご結婚式当日までを担当する「施行(プランニング)」の2種類です。

そしてどちらも担当するのが「一貫制」、それぞれを分けて担当するのが「分業制」
といいます。

どちらのやり方であれ、新規接客を担当するプランナーの指標は「成約率」です。
「成約率=成約数÷新規接客数」で表します。
一般的には、40%が平均と言われており、それを指標とする会場が多くなっております。

一方、施行を担当するプランナーの指標は「売上額」です。
ある一定の期間の中でどれだけの売上を上げることができたか、が評価基準となります。

会社の中にある目標数値をどれだけ達成することができたか、を元にインセンティブとして支給されたり、次年度の給与に反映されたりします。
なので、頑張れば頑張った分だけ評価され、給与も増えるのがウエディングプランナーの
お仕事です。

 

5、社内割引について

ウエディングプランナーが自分の働く結婚式場で結婚式をした場合、
社内割引ってあるの!?というのは気になるところだと思います。

もちろん、ブライダル業界でも社内割引を用意している企業は多くあります。

結婚式場の複雑なところは、提携企業が沢山あるところです。
式場の運営、料理、花、衣裳、美容などを全て自社で賄っている会場であれば社内の話で
済みますが、それぞれ提携先がある場合は、提携先にお願いすることもあります。

そういったことも鑑みると、割引額の設定については企業により様々です。
平均的なところでは、15%OFF~30%OFFといったところでしょうか。
ほぼ利益が出ないぐらいの破格の金額でできるところが多いようです。

 

6、お客様から頂くお心付けの行方

ウエディングプランナーをしていて、頂くと嬉しかったのがお心付けです。
お心付けは必ず皆様がくださるわけではないのですが、良い働きができたときに、
お客様から感謝の印として頂くことが多かったです。
海外でいうところの「チップ」に似たものと思ってもらえると良いかと思います。

もちろん、基本的には受け取らないという会社の方針を設けている会場は多いです。
日本では「サービス料」といって、海外のチップを真似た制度があるためです。

ただ、お客様のご厚意の表現でもあるので、あまり断り過ぎても失礼だな、と感じる際には
受け取ることもありました。

ただ、現在の企業ではお心付けがプランナー個人の懐に入るというところは
ほとんどないのが現状です。
会社に上納して、その後の使い道は企業それぞれ、といったところのようです。

 

7、ウエディングプランナーの貯金額

ウエディングプランナーといえば、ブライダルの花形で活躍している人、というイメージが
強いと思います。

デキる女なのでさぞ貯金額も…と思う方も多いと思いますが。
貯金額は様々です。

ウエディングプランナーは大体仕事が大好き!という人が多いので、職場での飲み会なども頻回にあったりします。
飲み会でゆっくりブライダル愛を語る、というウエディングプランナーが実は多いです。
飲み会が頻回ということで出ていくお金も多くなりがちです。
そうなるとなかなか貯金ができない、という人も多いです。

もちろん、一人暮らしなのか実家暮らしなのか、結婚しているのかしていないのか、
そういった環境によっても異なってきます。

ただ、サービス業ではあるので、入社時の年収としてはそう高くはないのが現状です。

もちろん頑張り次第で評価される部分もありますので、頑張れば1年間で貯金100万円
達成!というのも夢ではないと思います。

 

8、普段のお金の使い道

ウエディングプランナーはどういったところにお金を使っているのか、気になる人も多いでしょう。
ウエディングプランナーは華やかに見えて、実はとても男勝りな方が多いのも実情です。
営業職でもあるので、ガッツがある方が多いんでしょうね~。

そういった性格もあるのか、普段のお金の使い方としては飲み会に費やす方を多く
みかけます。基本、お話好きなんですよね~。
そして、お酒が好きな方も多い!というか、楽しく飲むのが好きな方が多かったです。

 

次に遣うのは、ネイルやまつエクなどの美容系ですね!
ウエディングプランナーは人前でお仕事をするので、身だしなみとして整えておく必要があります。

「おしゃれ」というわけではなく、「身だしなみ」としてという感じですね!
普段は忙しく、なかなか自分自身に構っている暇がないというウエディングプランナーの
方が多く、お休みの日にネイルサロンへ足を運んだりまつエクで普段のお化粧の時間を
短縮したり、そういったところにお金を遣うウエディングプランナーも多いです。

その他には自分磨き系も多いと思います。
ヨガやフィットネスジム、茶道や旅行など、内容は様々です。
ちなみに、ウエディングプランナーは連休が取れなくて旅行には行けないんじゃないかと
思う方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

全然そんなことはありません!
ウエディングプランナーは旅行が好きな人が多いです!
時間はあまりないので、弾丸旅行を行うこともしばしば。
旅行帰りに仕事をするウエディングプランナーもいるほどです(笑)。

また、会社によっては3~5日程度の連休を取ることも可能なところもあるので、
海外旅行に行くウエディングプランナーも多くいます。
休みが取れないし、ウエディングプランナーの仕事は大変そう、、、と思って
いらっしゃる方も、時間の使い方次第ではプライベートも充実できますよ(*^^*)

 

今回は「ウエディングプランナーの仕事」についてまとめてみましたが、
いかがでしょうか。

ウエディングプランナーの仕事については、
なんとなくカッコいい仕事
なんとなく忙しそうな仕事
なんとなくブラックっぽい仕事
なんとなく・・・
といったイメージ先行でなかなか足を踏み出せない方もいらっしゃると思います。
でも、思っているより働きやすい環境が整っていたり、思っているより休みもしっかり
取れたり、思っているよりプライベートも充実できる…かもしれません。

もしもウエディングプランナーに憧れている✨
なんて方がいたら、是非一度ブライダル業界で働いてみてください!
ブライダル好きは、はまったら抜け出せないお仕事です♪

 

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ABOUT ME
藏田 紘子
医療秘書専門学校卒業後は約3年、医療法人理事長、院長、歯科医師の元で医療秘書として務める。 秘書としてマナー、接遇のスキルを学び、もっと接客のスキルを磨きたいと考えウエディングプランナーに転職。 約7年間、延べ450組のカップルのご結婚式のお手伝いをする傍ら、新人教育にも携わる。 新人教育に関わる中で、「人として」「社会人として」の在り方の部分に触れる教育がしたいと考え、美容専門学校ブライダル課にて講師を務める。 専門学校ではビジネスマナーやフォーマルスペシャリスト検定、ブライダル基礎知識などの授業を担当し、学生が社会で活躍できる人材となるよう尽力した。 現在は人材紹介会社にてブライダル講師、ブライダル業界への人材紹介を担当している。
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