結婚式を行うまでには複数回の打ち合わせが必要となります。
初回の打ち合わせでは主に招待状や挙式・披露宴の大まかな流れについての打ち合わせを行いました。
2回目の打ち合わせでは更にもう少し具体的な内容を話し合います!
いよいよ本格的になっていく結婚式の打ち合わせ。
やはり事前準備が大切なので、是非チェックしてみてくださいね♪
2回目打ち合わせ時期
初回の打ち合わせは結婚式から数えて4ヶ月~5ヶ月前に行うのが一般的でしたが、2回目の打ち合わせは結婚式の2ヶ月半~3ヶ月前に行うのが一般的です。
ちょうどその頃結婚式場へ依頼していた招待状が出来上がり、発送を行う前の段階になっています。
この頃から結婚式準備が本格的になっていくので、仕事などを調整しながら打ち合わせを行ったり、結婚式準備が出来ると良いですね!
2回目打ち合わせの所要時間
2回目の打ち合わせは初回よりも具体的な内容を打ち合わせていきます。
初回の打ち合わせは1時間程度でしたが、2回目ともなると2時間半~4時間程度の時間が必要になってきます。
午前中いっぱいかかったり、午前中にお越しになったお客様が一旦昼食を取られてから午後にかけて打ち合わせをされたり様々です。
どちらにしても時間が必要になるので、前後にゆとりを持ったスケジュールにしておくのをおススメします!
2回目打ち合わせの内容
2回目の打ち合わせでは初回打ち合わせよりもより具体的な内容を打ち合わせていきます。
挙式の進行確認
前回の打ち合わせで挙式内容について説明を受け、持ち帰って相談した内容などを詰めていくのがここでの打ち合わせ内容になります。
挙式に関わる人員(演奏スタッフや牧師様など)の手配は早めに行わなければ間に合わないこともあるので、2回目の打ち合わせでは確実に決めたい内容になります。
細かく見ていきましょう!
■キリスト教式
キリスト教式は宗教の儀式なので、決まった進行内容があるのですが、細かな部分は新郎新婦の希望で決めていくことも可能です。
ここでは新郎新婦の希望で決めていくことのできる進行内容の一例を挙げてみます。
・ベールダウン
バージンロードを歩く前に母親からベールを下ろしてもらうという進行です。
「結婚前、母親からの最後の身支度」という意味があります。
ベールには「魔除け」の意味があり、母親がこれから独り立ちする娘を悪魔から守ってもらえるようにという祈りを込めてベールダウンをする、素敵な進行です。
・入場時のエスコート
入場時の新婦様のエスコートは、新郎様がする場合と親御様(お父様)がする場合と2通りあります。
実はお父様からは「バージンロードを娘と一緒に歩くのが楽しみだった」という声が聞かれることが沢山あります。
お父様がエスコートをしてくださる場合、新郎様へ「これからは私の代わりに娘を守っていってほしい」という願いが込められていて、新郎様の方は「これから一生愛する人を守っていきます」という覚悟を込めて新婦様の手を取るという家族の絆を感じられる1シーンとなります。
・誓いのキス
神様に対して誓いの言葉を述べた後、『「生涯愛し合う」ということを誓った口を封じる』という意味があるのが誓いのキスです。
キスをする場所によって表す意味が異なり、頬は「感謝」、おでこは「祝福」、手には「尊敬」という意味があります。
・〇〇シャワー
一番有名なのが「フラワーシャワー」だと思います。
これにもれっきとした意味があるんですよ!
「花の香りによって周りを清め、悪魔や災難から2人を守って幸せを祈る」という意味があります。
それ以外にもシャワー出来るものがあるので参考にしてくださいね。
ライスシャワー:生米をチュールで包んだもの(豊作・子孫繁栄)
バブルシャワー:シャボン玉を吹く(祝福)
バルーンリリース:風船を空に放す(2人の幸せが天まで届く)
ピジョンセレモニー:鳩を放す(幸福・平和)
■人前式
人前式は全くオリジナルの式次第を作ることができるスタイルです!
ただ、やはり結婚式なので誓いの言葉や指輪交換など入れたい場合が多いので、キリスト教式や神前式の式次第に倣うことが多くなっています。
キリスト教式で説明した進行以外にも下記のような進行を考えることが出来ます!
・新郎新婦の紹介
結婚式では新郎新婦様の共通の友人などでない限り、お相手のことを知らないままゲストとして参列する方の方が多いと思います。
そこで、新郎新婦様がどんな人なのか、どんなところで出会ったのかなどの説明を加えると、人柄が分かった上で挙式に参列できるのでより参加している感が出ると思います。
中には新郎新婦様がお互いのことを紹介する、なんてこともあります♪
・誓いの言葉
2人で考えた2人の言葉での誓いの言葉をゲストの皆さんに聞いて頂く事が出来ます。
決められた文章ではないので、より2人の覚悟や真剣な想いを伝えることができますよ☆彡
・婚姻届の署名、捺印
日本では役所への提出に結婚証明書は必要なく、婚姻届を提出します。
2人で婚姻届にサインし、ゲストの中から証人欄へ名前を書いて頂くというのも素敵な演出になるかと思います。
・承認の儀式
人前式はゲストの皆様に誓いを立てる儀式なので、結婚の成立もゲストの承認を以て行います。
その際の承認スタイルは拍手でも良いですし、ベルを鳴らしたり、クラッカーで祝福したりと様々な方法があります。
2人ならではの方法を考えると、オリジナリティはグッと強くなりますね!
■神前式
神前式は由緒正しい儀式ですので新郎新婦が決める内容はほとんどありません。
誓いの言葉も決まった内容を2人で呼び上げるものですし、神社それぞれで挙式の進行は決まっています。
ただ、指輪交換だけは選ぶことができます。
というのも、もともと指輪交換は神前式には含まれていない進行なので指輪交換をする、新郎様から新婦様へのプレゼントのみ行う、交換は行わない、など選ぶことが可能です。
披露宴の進行・演出相談
前回の打ち合わせの時に簡単な当日の流れを説明してもらっていると思いますが、2回目の打ち合わせでは詳しく進行内容についてイメージを膨らませていきます!
披露宴の進行にはある程度決まった流れがあります。
この2回目の打ち合わせで決めておきたい内容は、
・主賓の挨拶をして頂く方(新郎側新婦側各1名ずつ)
・乾杯の発声をして頂く方(両家から1名)
・スピーチや余興をして頂く方(両家から1~2組)
・お色直しの回数
の4点になります。
なぜこの4点が必要かというと、主賓・乾杯・余興などは招待状を発送する際に役割をお願いしたい旨を記載した付箋を入れるのです。
特に主賓や乾杯の発声をお願いする方は目上の方になることがほとんどなので、失礼の無い様に段取りしておく方が良いでしょう!
また、進行自体を新郎新婦様が自由に決めることができるのは乾杯以降~両親への手紙・記念品贈呈までの間の大体1時間半程度です。
その間に入れられることの多い演出は下記の通りです。
・ケーキ入刀
・友人のスピーチや余興
・お色直し退場・入場
・テーブル回りの演出
・デザートビュッフェ
・プロフィールビデオの上映
などなど…
もちろん、他にもたくさんありますし、新郎新婦様がオリジナルで考えた内容を行ってもらっても良いと思います。
あんまりイメージできない…という方の為に少し解説します!
■お色直し退場・入場
お色直しとは、衣裳チェンジをすることです。
大体の方が衣裳は2点~3点お召しになることが多く、2点目、3点目は披露宴で着用する衣裳になります。
お色直しで退場する際には新郎新婦様が揃って退場・入場することもできるのですが、ゲストへサプライズを行う絶好のチャンスなのです!
例えば、親御様やご兄弟、ご親族やご友人など、事前に伝えずに当日サプライズで司会者から発表してもらい、びっくりした顔を見ることができるのもこのタイミングです!
普段伝えることのできない感謝と共に、手をつないだり腕を組んだりして退場するのも良いですね!
入場時には、テーブルを回って演出を行うことが多くなっております。
定番では各テーブルのキャンドルに火を灯して回るキャンドルサービスが根強い人気です。
それ以外にも、キャンドルの代わりにビールサーバーを背負った新郎様がビールサーブして回るのも盛り上がりますよ!
また、ゲストにも参加してもらえるものとしてはキャンドルリレーといって新郎新婦が持ったキャンドルからゲストの持つキャンドルへ火を移して回り、メインテーブルについた新郎新婦様とゲストとが一斉にキャンドルの火を吹き消し幸せを閉じ込めると言われる演出も幻想的で素敵です。
■ケーキ入刀
「将来を誓い合ったふたりが一つのパンを分かち合って永遠の愛を誓った」というギリシャ神話が由来となっているケーキ入刀。
ケーキ入刀をした後に、新郎様から新婦様へ「一生食べ物には困らせない」、新婦様から新郎様へ「一生美味しい料理を作る」という誓いを込めて、ファーストバイトをするのもおススメです!
近年は新郎新婦様のファーストバイトの他にも、親御様から新郎新婦様へ最後の料理として食べさせる「ラストバイト」をされる方もいらっしゃいます。
親御様も感慨深い演出となること間違いなしです!
■プロフィールビデオの上映
これは新郎新婦様の小さな頃からお二人のなれそめ・今日までのお写真を一つのビデオにまとめたものです。
時間の関係上、新郎新婦様がお色直しで退席されている最中に行うことが多くなっています。
結婚式にご参列のゲストの方々は皆様、新郎新婦様との思い出の深い方でいらっしゃるので、お写真も沢山あることだと思います。
共通の友人以外は新郎新婦様のそれぞれのことをあまりご存じない方が多いと思うので、大切な友人の伴侶がどんな方なのかを知る良い機会にもなるようです!
■デザートビュッフェ
料理とは別でデザートビュッフェを用意される新郎新婦様もいらっしゃいます。
デザートビュッフェは特に女性ゲストに大人気!ではあるんですが、最近はスイーツ男子も増えているので、老若男女問わず楽しんでいただける演出の一つです。
特にお料理はゲストの記憶に残る第一位とも言われているので、美味しい料理を気の置けない仲間たちと楽しんで頂くことのできる演出です。
披露宴の内容相談(料理、引出物、写真・映像、ペーパーアイテム)
①料理
会場によってはフレンチ、和洋折衷など種類を選べることがあります。
また、種類を選べなくてもシェフと打ち合わせをしてオリジナルメニューを作ってもらうことなどもできます。
特に近年どの会場も料理には力を入れていることが多く、新郎新婦それぞれの地元の特産を使用したメニューや思い出のメニューを採り入れることなどもできたりします。
そういった料理についての打ち合わせを行います。
金額は会場によっても違いますが、平均的には8,000円~25,000円の幅で予算を設定されている会場が多いです。
料理の金額には新郎新婦様の分も含んで計算します。
新郎新婦様は「当日は料理を食べられないんじゃ?」とご心配の方もいらっしゃるかと思います。近年食中毒など衛生管理が厳しくなっているので余った料理を持ち帰ることは難しいのが現状です。
会場によっては披露宴中にゲストの皆様と「この料理美味しいよ」といった会話が交わせるよう、出来る限り料理を食べることができるように配慮してくれる会場もあります。また、進行上どうしても難しい場合は御披楽喜後に別会場で食事を取る時間を設けてくれるなど、料金を支払った分しっかり対応してもらえることが多くなっています。
また、料理の金額には上記の料理以外にも料金がかかってきます。
この料理以外の料金が、「思った以上にお金がかかった!」となる部分なので、事前に念頭に入れておくと良いでしょう。
〇ウェディングケーキ(フレッシュケーキ) 50,000円~
〇ウェディングケーキ(イミテーション) 20,000円~
〇フリードリンク(アルコール込) 2,000円~
〇お子様ランチ 3,000円~
②引出物
「引出物」や「記念品」と表現することが多いですが、ご両家・新郎新婦からゲストへ贈る感謝の気持ちを表す品物です。
大体の場合は引出物・引菓子・縁起物の3品を用意することが多くなっています。
金額としては引出物が頂けるご祝儀の1割ぐらい、引菓子・縁起物はそれぞれ1,000円程度です。
■「引出物」
・・・かつては披露宴で用意された料理の一部をゲストの家で待つ家族への手土産として持ち帰る為のものでしたが、現在はどのゲストにも一律に渡される記念品としての意味合いが強くなっています。
中にはゲストの個性に応じて「贈り分け」をすることでゲストに喜んで欲しいと考える新郎新婦も多くなっています!
そして引出物は新郎新婦両家からのギフトという意味合いが強く、熨斗がけの際には両家の苗字を熨斗がけして贈ります。
具体的には…カタログギフト、食器類、タオル、コスメ、文具
カタログギフトはゲストに選んでもらうことができるので、ゲストの欲しいものをプレゼントすることができます。
食器類なども人気で、ブランド物から流行りのデザイン、富士山をモチーフにしたものなどバリエーションが豊かでもらっても困らない商品として定番の人気があります!
また、タオルなどのリネン類も近年実用的だということで人気が高まっています。特に今治タオルなど品質が良い国産物などもあるので、高品質のものをプレゼントしたい新郎新婦様から人気を集めています。
女性に特化したものになるとコスメは一定の人気があります。
余談ですが、私が昔驚いたのは箱入りのUSBメモリです!
ゲストを想像しながら贈り物を選んでいくのは大変でもありますが、楽しい作業でもあると思います。
■「引菓子」
・・・引菓子は元々ウェディングケーキを食べきれなかった際にゲストのご家族へお土産として持ち帰る「甘い幸せのお裾分け」でした。また、「引く」という言葉には「未来永劫幸せな関係が続く」という縁起の良い意味が込められています。
現在は老舗ブランドのスイーツから人気ショップのスイーツまで幅広く選ぶことができます。
引菓子は新郎新婦からゲストへのギフトという意味合いがあり、新郎新婦の下の名前を熨斗がけするのが一般的です。
具体的には…バウムクーヘン、焼菓子、デニッシュ、アソート
長年定番として君臨するのがバウムクーヘンです。
バウムクーヘンは樹木の年輪をかたどっており、「年輪を重ねても末永く幸せに」という願いが込められたスイーツとして結婚式では人気です。
近年はいろんなショップから個性豊かなバウムクーヘンが発売されており、好みのものを選んで贈る新郎新婦が多くなっています。
焼菓子はマドレーヌやフィナンシェなど小分けになっているものが多く、お一人暮らしのゲストやご高齢で一度に沢山食べきることのできない方への贈り物として人気があります。
近年人気が高まっているのがデニッシュです。
カラフルで見栄えが良く、ボリューム感もありおやつにも軽食にもなりどんな方にも喜んでいただけるということで人気があります!
アソートは主に焼菓子等の詰め合わせセットです。
少しずついろんな種類のものを楽しんで頂けるので、定番の人気商品です。
■「縁起物」
・・・引出物と引菓子のみでは割り切れてしまって縁起が悪いということで割り切れない奇数で贈ることができるようにということと、更に縁起の良いものを贈るということから広まったギフトです。地域によっては縁起物を含めない場合や縁起物が1品だけではなく、3品、5品と付けて記念品の総数が5品、7品になる地域もあります。
縁起物は熨斗がけの際に名前は入れずに「寿」の上書きのみを記載します。
具体的には…昆布、かつおぶし、梅干し、赤飯、うどん
昆布は結納品にも含まれるれっきとした「縁起物」です。
昔は「子生布(こんぶ)」といったりして、子宝に恵まれるという願いが込められていました。
また、日本語の「よろこぶ」ともかけていて、根強い縁起物としてにんきがあります。
鰹節は「勝男節」と表記することもあります。勝男の身を真ん中で切り分けた身の背中側を「雄節」お腹側を「雌節」といい、雄節と雌節がぴったりと合う姿から「夫婦円満」の象徴として捉えられています。
梅干しは「シワが寄るまで夫婦が仲良く過ごせるように」といった意味や「木へんに母と書く」という感じの成り立ちや「うめ」=「生む」という音から「子孫繁栄」などを意味するなど非常に縁起の良いものとして昔から扱われてきました。
ご飯のお供に、おにぎりの具材にともらって困ることはないものですよね!
お祝い事の席では必ず食べられていたお赤飯や長くて太い面であるうどんも夫婦円満や未来永劫などを意味する縁起の良い食品です。
生のお赤飯はあまり日持ちがしないので、贈る際には注意が必要です!
③ペーパーアイテム
ここでのペーパーアイテムとは披露宴でゲストへの案内用として置くものです。
例えば、料理のメニュー表、それぞれのお名前を記した席札、ゲストの座っている位置が分かる席次表などです。
様々なメーカーから日々新しいデザインが発売されており、近年ではQRコードを読み取る物など紙だけにとどまらない新しいサービスなども販売されています。
また、ペーパーアイテムは手作りしたいアイテムとしてよく浮かぶものだと思います。
費用を抑える為、自分達らしさを表現する為、理由は様々だと思います。
実際手作りをされる新郎新婦様も多くいらっしゃいますが、「作って良かった」「頼めば良かった」それぞれの意見が出るポイントでもあるので、下記の点に注意して、作るかどうかを決められると良いかと思います。
・なぜ作りたいのか
なぜペーパーアイテムを手作りしたいのか、という理由が大切です。
ペーパーアイテムを作るのには実はとても時間がかかります。
デザインを決めて、必要枚数+10部以上のキットを注文して、内容やレイアウトを考えて、パソコンなどを使用して作成し、誤字脱字やレイアウトに誤りがないかなどを確認・修正し印刷をした上で全ページが揃っているか確認しながらセッティングという作業工程があります。
上記の作業を、その他の結婚式準備を行いながら日常の家事、仕事、新婚旅行の準備や引っ越し準備なども並行して行うとなると、かなりの労力が必要になります。
これだけ大変な作業を行うとなると、それなりに時間も割かなければなりません。
ですので、「どうしても自分で作ったものでゲストを迎えたい」「市場には自分の気に入るデザインのものがない」「自分達らしいデザインで統一感を持たせたい」などの理由ではない場合は、手作りが却って負担になることもあるのです。
・費用対効果
上記の手間がかかるわりに、節約効果はあまり期待できません。
というのも、会場に頼むと会場や印刷会社側でも必要部数のチェック、誤字脱字やレイアウトの誤り、セッティングという作業も行ってくれます。ですので、ダブル・トリプルチェックも作動し、かつ手作りの場合との差額は数千円~40,000円程度となることが多く、費用対効果を考えた時にはお願いする方が気持ち的にも楽だった、ということもあります。
それでは、ペーパーアイテムについて、詳しく内容を見ていきましょう!
■席札(150円~300円)
ゲストの席に置く、ゲストの氏名を書いたもの。
これまでは紙を半分に折って立てて置くものが多くありましたが、最近はボトルに名前が印刷してあるものや、ドライフラワーのミニブーケがついたもの、キャンドルに名前が入ったものや名前入りのロゼットなどオシャレなものが沢山!
■メニュー表(300円~800円)
料理メニューを記載したもので、ゲストにつき1枚用意される新郎新婦様が多い。
近年はアレルギーメニューに個別対応してメニュー表を作成される方も。
席次表とオールインワンになったものを選べばテーブル上はスッキリしますね!
■席次表(600円~1400円)
誰がどのテーブルに座っているのか一覧にしたもの。
役職や続柄を記載することで、新郎新婦様との関係性が分かりご親族はあいさつ回りなどがしやすくなるなどのメリットもあります。
一人一人に配られる新郎新婦様もいらっしゃいますが、中には引出物と一緒で一家に一つ、といった形で無駄にならないよう配慮される方もいらっしゃいます。
■芳名帳(1,000円前後)
受付に準備しておき、来られたゲストにお名前や住所を記載して頂くノート。
会場のロゴが入ったオリジナルの商品や、市販では人気のキャラクター物の展開も数多くある為ご自身でご用意される新郎新婦様も多い物の一つ。
④写真・映像
写真や映像には、実は様々な種類があります!
結婚式前には「必要ないかな…」と考えられる新郎新婦様も多いのですが、残しておかないと後悔するアイテムでもあるので、よく考えて残すかどうか、残すならどのような種類のものを残すのか、決めていくと良いでしょう!
■前撮り写真
結婚式当日の約1~2ヶ月前に撮影することの多い写真です。
前撮り写真はコストの面からも不必要と考えられる新郎新婦様が多い物ですが、実際に挙式を終えられた方にアンケートを取ると「撮影しとけばよかった…」と後悔の声を聞く事も多い物です。
理由は、「結婚式当日は思った以上に時間がない!」からです。
新郎新婦2人の写真は前撮りでしっかりと収めて、結婚式当日はゲストとの写真撮影に時間を取るのがおススメです!
また、結婚式当日に着用しない衣裳での撮影もできますし、外でのロケーション撮影などもできるので自由度の高い撮影ができます。
料金は選ぶアルバムや衣裳によって異なってきますが、30,000円~500,000円など幅が広いので予算の範囲内で検討して見られることをおすすめします♪
■型物写真
結婚式当日にスタジオなどで撮影する台紙入りのお写真です。
フォーマルな写真になるので、親御様がご希望される方も多くいらっしゃいます。
親族一同で撮影した写真も一緒の台紙に入れることができるので、長く残すにはおススメの写真です。
料金は枚数や仕上がりの大きさによっても変わりますが、15,000円~100,000円程度となることが多くなっています。
■スナップ写真
いわゆる「アルバム」と言われるものです。
新郎新婦様を中心にゲストを含めて撮影していくもので、型物写真よりもよりナチュラルな表情を撮影することができます。
近年は型物写真よりも人気が高く、美容支度からお見送りまでの1日の様子を撮影してくれるものがほとんどです。
アルバム以外にもデータを渡している会場も多く、友人へ写真を印刷して配ることもできるので、プロのカメラマンにアルバム撮影を依頼される新郎新婦様は多いです。
料金はアルバムの種類や収録カット数などによって幅広く、100,000円台のものから500,000円台のものなど様々です。
■記録映像撮影
写真のスナップ撮影同様、お支度から披露宴にかけてを撮影した映像です。
主賓のご挨拶や友人のスピーチなど、新郎新婦様は聞いているようでも緊張でどんなお話だったか覚えていないこともあるので、映像として残すことで音声でも残せるので後日改めて確認することができます。
また、商品の中にはゲストからのメッセージを収録したものもあるので、後日ゲストからのメッセージを確認することも可能です。
料金は撮影範囲などによっても異なっていて、100,000円~200,000円程度が多くなっています。
■プロフィールムービー
生い立ちビデオともいいます。
新郎新婦様の小さな頃からの写真や、お二人での思い出の写真を集めて映像化したものです。
お二人の人となりを知ってもらうことができるアイテムとして根強い人気の商品です。
手作りすることもできますが、費用と手間を考えるとプロに頼むのとさほど変わりない金額で依頼できる商品です。
料金は30,000円~50,000円の幅が多くなっています。
■エンドロール
当日撮影したビデオや写真を即座に編集し、ゲストのお名前や新郎新婦様からのメッセージと共に披露宴の御披楽喜の際に上映する商品です。
編集する時間が限られており、高い技術を必要とする為他のムービー商品よりも値段設定が高めではありますが、新郎新婦様やゲストの楽しそうな、幸せな顔をまとめてみることのできる、人気の高い商品です。
料金は100,000円~300,000円程度となっています。
装花業者との打ち合わせ
会場に飾る花やその他の装飾関連を装花業者と打ち合わせする会場が多くなっています。
装花は生花に関する専門的な知識が必要となる為、ウェディングプランナーのみで打ち合わせを行うのが難しいアイテムでもあります。
お花だけではなく、テーブルクロスやナフキンなどの色と合わせて会場内のトータルコーディネートをする重要な打ち合わせです!
プロのフラワーコーディネーターと話ができるタイミングなので、しっかりと相談できると良いですね!
では、どんな内容について話すのか、簡単にまとめてみましょう!
■メインテーブル装花
披露宴で新郎新婦が座るメインテーブルに飾るお花です。
主役が映えるよう、また、写真や映像に残した際に華やかになるよう装飾をしていきます。
どんなお花を使いたいのか、どんな雰囲気にしたいのかに合わせて、フラワーコーディネーターさんが相談に乗ってくれますよ♪
■ゲストテーブル装花
ゲストのテーブルに飾るお花です。メインテーブルと合わせて会場全体に統一感を持たせることができます。
御披楽喜後にはゲストに持ち帰ってもらうこともできるので、ゲストにも喜んで頂く事のできるアイテムになります。
■チャペル装花
チャペルを装飾する装花です。
祭壇やバージンロード沿い、祭壇脇、壁回り等様々な場所を装飾します。
披露宴とは違い、白いお花を使いシンプルに統一することが多い装花です。
■ブーケ・ヘアパーツ
一口でブーケと言っても、実はいろいろな形、種類があります。
衣裳に似合うかどうかはもちろんのこと、会場との統一感も大切なポイントになってきます。
衣裳が2点であれば2点、3点であれば3点のブーケが必要になってくるので、よく相談すると良いでしょう。
また、ティアラやクラウンなどを使わずに、ブーケと合わせて生花をヘアパーツにすることもできます。
ティアラやクラウンを使うと大人っぽく上品になりますし、生花を使うと可愛らしくしたり個性的に飾ることもできるので、どちらがイメージに合うか相談に乗ってもらうのも良いでしょう。
美容スタイリストとの打ち合わせ
結婚式の1ヶ月前にヘアメイクリハーサルを行う会場が多いのですが、その前に顔合わせを兼ねて美容スタイリストとヘアメイクについての打ち合わせをすることもあります。
ヘアメイクは言葉でニュアンスを伝えるのが難しく、イメージをきちんと伝えるのも難しいので、イメージの絵や写真などがあれば持参するのが一番確実な方法になります。
また、衣裳の写真も忘れずに持参することで、スタイリストさんにより明確に伝わるでしょう。
自分に似合うものが分からない場合などは、相談に乗ってもらうと良いでしょう。
席次表の作成についての説明
結婚式当日、スタッフ全員が持っているのが席次表になります。
これはゲストに配るペーパーアイテムとは違い、スタッフに必要なことを記載したものです。
どのゲストがどの席に座るのか、引出物はどの方にどの種類をセットするのか、お子様や車いす、ご懐妊されているゲストなど配慮が必要な方はいらっしゃらないかなどあらゆる情報を記載します。
その為に新郎新婦様の方で、ゲストの名前や座る位置を書き込んで頂くものです。
挙式1ヶ月前の打ち合わせの際に必要になるものなので、説明をしっかり聞いて、漏れのないように記載しましょう。
招待状の発送
厳密には、発送は結婚式の2ヶ月前の大安の日に行います。
この打ち合わせの際には注文していた招待状が出来上がっている頃なので、発送の注意点をしっかりと確認した上で、漏れの無いように発送するように早めに準備しておくと良いでしょう。
打ち合わせまでに準備しておくと良いこと
2回目の打ち合わせでは、主に「結婚式のイメージをより具体的にする」内容になってきます。
ですので、そもそも結婚式のイメージがあまりないと具体的にすることができません。
披露宴でどんなことをしたいのか、会場のコーディネートはどんな感じにしたいのか等、ある程度新郎新婦様で話し合っておく方が良いでしょう。
特に新郎様はあまりイメージが沸かないとおっしゃる方も多く、後々になって「こんなことをしたい」とおっしゃったりすることで新婦様とすれ違いが起きてしまう原因にもなりかねません。
事前に結婚式の動画を見たり、結婚式をイメージするよう準備しておくと良いでしょう。
打ち合わせでの注意点
「結婚式はまだ先だから…」と余裕でいられるのもここまでです。
これから先はどんどん結婚式準備は忙しくなってきます。
仕事や引っ越しなどを両立される新郎新婦様は「こんなに大変だと思わなかった…」とおっしゃるのはこの打ち合わせ以降になります。
ゲストに渡す記念品や写真・映像の種類、進行などある程度早め早めに決めていくことのできるアイテムもあるので、決められることは前倒しで決めていくことをおススメします!