映画を結婚式のテーマに!ウェディングプランナーおすすめ映画
結婚式のテーマ選びは、沢山やりたいこともあって、なかなか決められずバラバラになりがちですよね。
そこで「ふたりの共通の趣味が映画鑑賞」というカップルや、「思い出の映画がある」というおふたり、「結婚式のテーマ何にしようかな」という方にも、結婚式に取り入れやすい、おすすめの映画をご紹介します。
また新たな目線で映画を観ると、結婚式のヒントになることがいっぱいあります!
これを読んだら、結婚式のテーマ選びや装飾、ドレスなど、アイディアがたくさん湧いてくるかもしれません。
映画をテーマとして取り入れる提案も記載しているので、ぜひ参考してみてください。
結婚式の参考になる映画
結婚式シーンがあったり、結婚式に取り入れやすいテーマ性のある映画を選びました。
ウエディングプランナー目線で、結婚式に取り入れやすい映画をテーマ別でセレクトしたので、彼と一緒に映画を観ながら、結婚式準備をしてみてくださいね。
この記事でわかること
- ガーデンウエディングの参考になる映画
- ナチュラルウエディングの参考になる映画
- ゴージャスで斬新なアイディアのウエディング
- ドレスやアクセサリーの参考になる映画
- テーマウエディングに最適な映画
- 映画ウエディングを演出するヒント
ガーデンウエディングの参考になる映画
海外風に、ガーデンでの結婚式は憧れますよね。
ガーデンでグリーンに囲まれ、ナチュラルな雰囲気の挙式やパーティーを思い描いている方におすすめな映画2本は『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』と『トワイライト・サーガ』です。
ナチュラルでカラフルなガーデンウエディング『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』
(引用:アバウト・タイム公式Facebookより)
あらすじ
イギリスに五人家族で住んでいるティム(ドーナル・グリーソン)。
20歳を過ぎても恋人ができていなかったティムに、21歳の誕生日の日に
彼の父親から、この家の代々の男はタイムトラベルができることを知らされます。
ティムは、過去に戻ることができる特殊な能力を使って、メアリー(レイチェル・マクアダムス)との恋を成功させることに使っていきます。
明るくて前向きなメアリーとの幸せな日々の中で、タイムトラベルでもどうしようも変えられない不幸があることに気が付き、日々の毎日をやり直すのではなく、丁寧に愛おしく過ごすようになる物語。
ウエディングのポイント
ふたりの結婚式は、教会で挙式、その後ガーデンでのパーティーでした。
映画全体からする時間からは短いものの、結婚式に取り入れられる要素も散りばめられています。
下記の3つのポイントで解説します。
- バージンロードを歩くメアリーの入場曲と入場シーン
- メアリーのドレス
- パーティー会場
1.バージンロードを歩くメアリーの入場曲と入場シーン
ふたりの結婚式は、教会で挙式、その後ガーデンでのパーティーでした。
挙式では、聖歌隊ではなく、なんとCDデッキから音楽を流します。
でもその曲は、事前にティムが唯一決めていた曲でしたが、メアリーは反対していて、違う曲になったはずの曲。そう、ティムにはサプライズでメアリーがその曲を流したのです!
新郎のサプライズをするところから挙式はスタート。
その後入場してきたメアリーは、バージンロードを父親とではなく、一人で歩きます。
後ろからトレーンガール2人が付いてきます。
そして新郎ティムの元に行く前に、新婦メアリーのお父さんの元に行き、そこからバトンタッチだけしてもらうような場面で切り替わります。
バージンロードは、その人の一生を表すと言われています。
一人でバージンロードを歩む場面は、アメリカからイギリスの大学に一人で行った、自立心のあるメアリーらしいバージンロードの歩き方でした。
⒉メアリーのドレス
厳かな教会で入場した時に、誰もが目を奪われる、真っ赤なドレス。
肩に少しだけ装飾があるだけで、全体的にワンピースのようなシンプルなAラインのドレスでした。
ヘアはお団子アップで、アクセサリーはネックレスのみ。赤いドレスに対して、アクセサリーやヘアメイクの引き算で、華やかだけどナチュラルさがある印象になります。
太陽のような笑顔のメアリーにぴったりのカラードレスでした。
日本だと、挙式は白いウエディングドレス、と思いがちですよね。
自由な発想で、自分らしいカラーを身に纏って入場も素敵ですよね。
⒊パーティー会場
あいにくのが天気になってしまいましたが、ガーデンにふたりが用意した大きなキャノピーは水色とピンクの、可愛らしいポップなテントでした。
キャノピーの中は、挙式と同じようにカラフルなテープや装飾がされていて、ナチュラルだけどポップなカラーが印象的でした。
ケーキも白とピンクのカップケーキがタワー状に並べられて、全体的にカラフルで可愛らしい装飾です。
『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』から学ぶウエディングヒントまとめ
バージンロードや挙式の入場方法が新しく、自分たちらしさを表現している。
パーティー会場や挙式会場も、装飾でカラフルにしている。けれど、派手すぎないのは、アクセサリーなどの引き算があるから、ナチュラルになる。
森の中でナチュラルウエディング『トワイライト・サーガ』
あらすじ
トワイライトは合計5作品あり、初恋、ニュームーン、エクリプス、ブレイキングドーン(Part1、2)の順に公開されています。
その中で、この森の中の結婚式のシーンが観られるのは、ブレイキングドーンPart1。
トワイライトシリーズは、ヴァンパイアと人間の恋を描いている作品です。
ベラ(クリステン・スチュワート)は、転校先の学校で不思議な魅力を持った男性・エドワード・カレン(ロバート・パティンソン)と出会います。
エドワードに惹かれていくベラでしたが、あることをきっかけにエドワードはヴァンパイアということを知っていきます。
ふたりは恋に落ちるも、ヴァンパイアと人間という許されない恋に悩みます。命の危険に晒されながらも、ふたりがようやく結婚式を迎えます。
ベラの強い精神とふたりの愛の絆を感じる映画です。
ウエディングのポイント
ふたりの結婚式は、森の中で行われました。
ベラのドレスから森の装飾まで、クラシカルとナチュラルさが融合したウエディングです。
ディティールがしっかりと映されていて、どこも真似したいものばかり。
- 森の中のナチュラルで清楚な装飾
- ベラのウエディングドレス
1.森の中のナチュラルで清楚な装飾
木の前に白いお花をふんだんに使ったアーチ、そしてバージンロードの両脇の天井には、白い藤が垂れ下がっていて、まるで白いお花に囲まれた世界で行なっているような装飾です。バージンロード両脇の足元には、たっぷりのグリーンに白いお花が混じって、ナチュラルさを出しています。森の苔をそのまま生かしたようなナチュラルなバージンロードに、小花が散りばめられていて、森のナチュラルさを存分に発揮している、お花をふんだんに使ったハッと息をのむほどゴージャスな装飾です。
2.ベラのウエディングドレス
森のナチュラルでゴージャスな装飾と上手にマッチした、とてもシンプルなAラインの袖付きドレス。前から見るとプレーンで、装飾の一切ないドレスですが、バックは美しい背中がレースに覆われた、全体的にクラシカルな印象のドレス。
ヘアスタイルは、作り込み過ぎないアップスタイルに、ヴェールを留めるティアラが一つというシンプルさです。
イヤリングもネックレスもなしのシンプルなスタイルは、装飾のナチュラルさとマッチしつつも、ベラの真の強さが滲み出るスタイルです。
『トワイライト・サーガ』から学ぶウエディングのヒント
藤の花のしだれと、森のナチュラルさでの結婚式が美しいこの作品。
天井から花やライト、飾りを吊り下げて天井も装飾するアイディアはいかがでしょうか?
また、バージンロードの両サイドに背の高いグリーンとお花で花道を作ることで、ナチュラル感がグッと増します。
クラシカルな雰囲気を出すのであれば、あえてシンプルなドレスで、緑の中にスッと立つ意志の強さを表現してみてはいかがでしょうか。
ゴージャスなナイトウエディングの参考になる映画
ゴージャスで斬新なウエディング『クレイジーリッチ!』
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(引用:クレイジーリッチ!公式Instagramより)
あらすじ
ニューヨークに住むレイチェルと恋人のニック・ヤン。ニックの親友の結婚式がニックの故郷・シンガポールで行われるため、一緒に来ないかと誘われます。
その時に、ニックの親にも紹介したいと言われ、交際1年のレイチェルは嬉々と受け入れます。
結婚のふた文字も視野に入りながら、一緒に飛行機に乗ると、バトラー付きのファーストクラス、お家にお邪魔すると迷ってしまいそうなほど広い豪邸…レイチェルはそこで初めてヤン家が桁外れの大富豪であることを知ります。
アジア屈指の不動産王の御曹司であるニックを狙う女性たちの嫉妬や嫌がらせ、ニックの母親から認めてもらえず悩むレイチェル。
愛か、家族か…真実の愛について考えさせられる作品です。
ウエディングのポイント
ニックとレイチェルが招待された、ニックの親友・コリンとそのフィアンセ・アラミンタの結婚式の様子が映画の中で描かれています。
結婚式の舞台は、シンガポールの人気観光スポットの一つ、広大な植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」です。高さ25〜50メートルのもある巨大な人工の樹「スーパーツリー」は夜になると、ゴージャスにライトアップされます。その煌めきとマッチした、夜の中に浮かぶ蛍の光のような結婚式です。
- 水の流れるバージンロードとテーマが統一された装飾
- パーティー会場
- アラミンタのドレス
1.水の流れるバージンロードとテーマが統一された装飾
結婚式開始の時間は夕刻。
スーパーツリーもライトアップされ始め、挙式会場が暗くなります。
会場が暗くなったら、ゲストはあらかじめ配られた蝶々のモニュメントが光る棒をバージンロードに傾けます。
ここで、何と言っても印象的なのは、バージンロードに水が流れているというところです。
その水の上を、本来ウエディングドレスは高価で繊細な生地のため濡らすことがタブーなものなのに、そのドレスの裾を濡らしながら歩くという、さすが「クレイジーリッチ!」と言いたくなる発想です。
また、水を流す前にフラワーガールたちによって撒かれたお花が水が流れてきたことで、水の上に浮かび、なんとも幻想的なバージンロードになります。
また、バージンロード沿いには、カラフルなお花、そして祭壇の後ろやゲストサイドの後方には、背の高いパームツリーや南国の葉が所狭しと飾られ、教会の中にいるのに、森の中にいるような装飾です。
そしてゲストの照らす蝶々のモニュメントの光が蛍のように浮かび上がり、まるで夜空に瞬く星のように、バージンロードに流れる水に反射してキラキラと輝き、会場全体が星の中にいるような雰囲気になります。
2.パーティー会場
パーティーもクレイジーなほどにリッチです。
ビッグバンドの演奏でパーティーが彩られ、ダンスが繰り広げられます。
そして、夜空には花火がいくつも打ち上げられ、パーティーを盛り上げます。
おめでたい時に使われる赤を基調に、ピンクのテーブルクロスや、人の身長ほどある5段のピンクのケーキ、そしてそれを彩るキャンドルやライト…眩いばかりの装飾でパーティー会場を装飾しています。
3.アラミンタのドレス
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(引用:クレイジーリッチ!公式Instagramより)
挙式会場で身につけているドレスは、アシンメトリーのデザインドレス。
センターはミニになっていて、そこからいくつものレイヤーが重ねられて、後ろはロングトレーン。
バストアップのデザインは、ゴールドの刺繍が身体のラインに沿って美しくされています。
そしてミニから覗く脚は、ゴールドのパンツを履いて、水のバージンロードの上を裸足で歩いていきます。
イヤリングは、ゴールドが揺れる大きめのもので、ヘッドにはお花がモチーフのティアラを合わせます。ティアラの後ろからは、ロングヴェールで、ドレスのボリュームに負けないゴージャスな装飾になっています。
ブーケはバージンロード沿いの南国のお花と同じ花材で作られた、南国風なブーケです。
色は主役を目立たせるために、グリーンでまとめられています。
『クレイジーリッチ!』から学ぶウエディングのヒント
ゴージャスなウエディングや人と違ったアイディアのウエディング、ナイトパーティーを予定している方に、参考になる映画です。
バージンロードに水を流すことは、なかなか難しいかも知れませんが、ウエディングのアイディアも多いこの作品。
照明を落として、ゲストにライトを持ってもらって挙式やパーティーを行うことも良さそうです。特に、お色直しの際に、照明を落とした中をラウンドし、皆さんに協力してキャンドルを持っていただくなどしていただき、夜の雰囲気を出していくこともできそうです。
ドレスやアクセサリーの参考になる映画
『Sex and the City』
あらすじ
ニューヨークでコラムニストとして活躍するキャリー 、可愛い子供と幸せな家庭を大事にするシャーロット、弁護士としてバリバリのキャリアウーマンなミランダ、ハリウッドでプロモーション会社を経営するサマンサ。4人の仕事と恋模様を描いたシリーズドラマが大人気のセックスアンドザシティ。映画では、キャリーと10年付き合っているビッグとの結婚式の様子が描かれます。
プロポーズを受けたキャリーは、雑誌VOGUEの編集長に報告をします。すると、ウエディングの特集のオファーを受けます。
そこから、7着もの有名ブランドのウエディングドレスを着て撮影をします。
そして待ちに待った結婚式当日!ミランダ、シャーロット、サマンサも介添人としてバッチリ決めて花嫁・キャリーのアテンドをします。
一方で、3度目の結婚式に怖気付くビッグ…どうなってしまうの!?とハラハラとしつつも、自分で納得して決めていくことの大事さ、本当に大事なものは何かを考える作品です。
ウエディングのポイント
- 7着のドレスとそのアクセサリー
- キャリーが選んだもの
- アメリカのスタイルの結婚
1.7着のドレスとそのアクセサリー
キャリーは雑誌VOGUEの企画の元、有名ブランドのドレスを7着着て撮影します。
①ヴェラ・ウォンのドレス
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(引用:セックス・アンド・ザ・シティ公式Instagramより)
バストアップはつるんとしたシンプルなデザインながらも、裾はたっぷりのフリルでシンプルながらもゴージャスな1着。
そんなウエディングドレスに合わせたのは、ロンググローブとロングヴェールでクラシカルに。
下にボリュームがある分、ヘアはシンプルなシニヨンに、首元はノーネックレスですっきりと仕上げます。耳元に揺れるイヤリングで華やかさをプラスしています。
一緒に撮影されている白とグリーン、そしてマスタード色でまとめられた装花で、王道に仕上げます。
②キャロライナ・ヘレラ
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(引用:セックス・アンド・ザ・シティ公式Instagramより)
バストに大きなビジューが特徴的なAラインのドレス。
大胆にカットされた胸元が大人の女性を演出します。
そしてそれに合わせたのは、チュールのついた大きなヘッドドレスとふわふわにカールしてアップにしたヘアスタイル。クラシカルに持っていきがちですが、ヘアで遊びを入れ、お洒落で自分らしさを出すミランダらしいコーディネートです。
③クリスチャン・ラクロワ
バストにゴージャスなビジューがあしらわれ、スレンダーラインながらも、腰から下にかけてふんわりとたっぷりの布でトレーンを作っています。
腰に黒いリボンを巻き、ウエストマークをしつつ、黒のグローブで遊び心を演出。合わせたネックレスは、何連にも重なるビジュー。
ヘアはその分シニヨンでまとめられてすっきりさを出しています。
④ランバン
膝までの長さの、4段のフリルドレス。
ミニだからこそ、ネックレスは大振りのビジューでインパクトを残します。
また、足元は甘いフリルにスパイスを加えるように、尖ったデザインのヒールが印象的な靴。
ヘアはハーフアップでおろしたスタイルに、ショートヴェールがキュートです。
⑤ディオール
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(引用:セックス・アンド・ザ・シティ公式Instagramより)
上半身はホイップクリームのような、たっぷりと生地を使い、ゴージャスなビジューをあしらい、パフスリーブまであるドレス。腰から下は、何重にも重なるシフォンでふんわり軽やかになっています。
合わせたつばの広いハットは、まるでマリーアントワネットのようなお姫様!スカートの丈が、靴が少しだけ見えるように計算されているのも、おしゃれです。
⑥オスカー・デ・ラ・レンタ
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(引用:セックス・アンド・ザ・シティ公式Instagramより)
全体に刺繍が施されているスレンダーラインのドレス。
Vに開いた胸元にひかるアンティーク調のアクセサリーが個性を引き立たせます。
ヘッドは潔くシンプルシニヨンに真っ赤な花が一つ。合わせたお化粧も赤リップが目立つ、大人な女性に似合う合わせ方です。
⑦ヴィヴィアン・ウエストウッド
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(引用:セックスアンドザシティ公式Instagramより)
胸元のカットが大胆で個性的なドレス。
光沢のある素材と、裾の方になるとホイップクリームのようなづんわりとした素材でトレーンを作り出します。
キャリーはこのドレスに決めていきます。
結婚式当日は、胸元にビジューをつけ、ヘッドはシンプルなアップスタイルに、グリーンの羽をつけます。
アクセサリーは、揺れない一粒タイプのイヤリングのみで、キャリーの個性と引き算するファッションセンスが光るコーディネートです。
2.キャリーが選んだもの
物語が展開し、最終的に市役所で結婚式を執り行うことになりました。
その結婚式に選んだキャリーのドレスは、元々「これだ!」と決めて購入していたノーブランドのスーツ。それに合わせたのは、マノロブラニクのブルーのパンプス。
マノロブラニクのパンプスは、再度ビッグがキャリーにプロポーズした際に履かせたものでした。
シンプルなスーツながらも、光沢感があり、キャリー自身を引き立たせてくれます。
一度は離れたキャリーとビッグでしたが、ビッグと住む予定だったアパートに、キャリーは自分の大事な靴を取りに行きます。すると、ビッグが先にその靴を持って立っていました。ビッグはキャリーが何を大事にしているのかを知っていたのです。
離れてから数ヶ月ぶりに会ったふたりは、お互いのことを想っていて、大事なものは派手な結婚式でも、ゴージャスなドレスでもなく、ふたりの気持ちだったことに気が付きます。
そのことに気が付いたからこその、シンプルな自分が良いと思ったスーツにしたキャリー。
ふたりだけの結婚式の予定でしたが、市役所の扉を開けると、親友たちが!
親友と交えて豪華な披露宴…ではなく、ファミリーレストランでみんなでの食事。
「結婚式の誓いの言葉は考えるのに、自分たちのルールは考えない」とキャリーの執筆した本の一説で触れているように、形式ばかりにとらわれるのではなく、自分たちが納得した、気持ちのあるものを選んでいくようにしたいという気持ちが現れていました。
3.アメリカのスタイルの結婚式
海外ウエディングならではの、リハーサルディナーや、華やかな服装の介添人、市役所での結婚式…とアメリカならではの結婚式シーンがたくさんあります。
海外風なウエディングや演出をしたいと思われるお嫁様は多いのでは?そんなおふたりのヒントがたくさんある映画です。
『セックス・アンド・ザ・シティ』から学ぶウエディングのヒント
ドレスや結婚式のアイディアがたくさん詰まった本作品。
ドレス選びやコーディネートの参考になることがたくさん!
また、自分たちにとって大事にしたいことを考えさせられる作品のため、ファッションだけでなく、その考え方のティップスも学べます。
また、海外での結婚式ならではの風習も描かれており、演出の参考にもなります。
テーマウエディングの参考になる映画とその取り入れ方
カラフルな結婚式に『LA LA LAND』
/#ラ・ラ・ランド
地上波初放送決定🎊
\2月8日(金)日本テレビ『#金曜ロードSHOW』にて、遂に地上波初放送決定🎉
放送枠を35分拡大しての21:00~23:29放送でお届けします✨
放送詳細は⇒https://t.co/dxSPjVHGl7#デイミアン・チャゼル #ライアン・ゴズリング #エマ・ストーン pic.twitter.com/s39VhvjYQd— 映画「ラ・ラ・ランド」公式 (@lalaland0224) January 11, 2019
(引用:LA LA LAND公式Twitterより)
あらすじ
映画タイトルである「LA LA LAND」はロサンゼルスの愛称で、「現実離れした世界」「夢の中」という意味も込められています。
ハリウッドもあるロサンゼルスは、大成功を収めることもできる、夢を追う人の街であることからこうした愛称で呼ばれています。
この映画の主人公エマも、ロサンゼルスで映画スタジオのカフェで働きながら女優を志望している人の一人。エマは、ジャズピアニストを目指すセバスチャン(セブ)に出会い、ふたりは惹かれ合うことに。
お互いの夢を応援し合いますが、少しずつお互いの心がすれ違い始めます…。
映画の中で結婚式のシーンはありませんし、恋愛としてのハッピーエンドではありませんが、結婚式のテーマとして取り入れたい要素がたくさんあります!
『LA LA LAND』から学ぶウエディングのヒント
- カラフルな衣装や装飾
- 夜の雰囲気
- 音楽
1.カラフルな衣装
何と言っても、オープニングからフリーウェイで踊る人々から始まって、映画の中で主人公が着ている服や、建物、エマの部屋など、カラフルな色が取り入れられているのが印象的なこの作品。
LA LA LANDをテーマにしていくなら、会場もカラフルにし、ゲストにもドレスコードを設けていけば、ゲストも巻き込んで全員でその世界観を楽しめるはずです。
会場の中で取り入れられるものとしては、カラフルなクッションや、ペーパーアイテム、ガーランドなどカラフルなアイテムで装飾していくと、その世界観が出していけます。
2.夜の雰囲気
映画の中を通して、夜のシーンも多く、電球色のストリングライトやフェアリングライトが印象的です。
もしも夜のパーティーなら、ストリングライトを取り入れていくとよりこの映画の雰囲気が出していけます。
初めてミアとセバスチャンがダンスをしたのも、夜景が美しいシーンでした。
ミュージアル映画ということもあり、会場の明かりを落として、ストリングライトの元、お色直し入場でふたりでダンスを披露したり、友人に協力してもらって一緒にダンスしていくのも素敵ですね。
⒊音楽
セバスチャンはジャズピアニストを目指しています。
そのため、劇中にはたくさんのジャズミュージックが流れます。
歓談中などにジャズを流していくなど、取り入れやすく、雰囲気も出していけます。
映画を結婚式のテーマに取り入れるためのアイディア
映画館でお馴染みのグッズをモチーフに取り入れることで、映画館に来たようなテーマも演出できます。
- 映画のチケットやネガ風のペーパーアイテム
- ポップコーンをウェルカムスイーツなどに
- カチンコを使った演出
⒈映画のチケットやネガ風のペーパーアイテム
招待状やペーパーアイテム、席札などを映画のチケットやネガ風に作成していくのも、雰囲気が出ますし、テーマせいが伝わりやすいです。
招待状は、ゲストが受け取った時点で、結婚式当日のテーマを予感させ、結婚式当日が楽しみになって来ます。
それに、映画がテーマでドレスコードも指定していったら、何の映画がテーマなのかな?と色々と思案しながら当日を楽しめます。
⒉ポップコーンをウェルカムスイーツなどに
「映画と言えば、ポップコーン!」というように、ウェルカムスイーツにポップコーンを置いておくアイディアも、テーマ性を出していけます。
ウェルカムだけでなく、スイーツビュッフェに登場させたり、ポップコーンでなくとも、この白と赤のストライプの柄をモチーフにしたりしても、映画の雰囲気が出ます。
⒊カチンコを使った演出
カチンコをモチーフにしたペーパーアイテムや、ムービー作成の際にカチンコを登場させてプロフィールムービーがスタートする、というのも素敵ですね。
また、装飾の小物として、フォトタイムの時に使用したり、前撮りで撮影アイテムとして使っても良いです。
映画を結婚式のテーマに!まとめ
ガーデンウエディングやドレス選びなど、参考になることがいっぱいな映画を、ウエディングプランナーの目線で、取り入れ方やヒントをご紹介しました。
テーマが決まると、全体的な印象も決まり、何か選ぶ際に決めやすくなるため、おすすめです。
また、ゲストにとっても、映画をテーマにすることで、印象に残りやすく、一緒に楽しめます。
ふたりの思い出の映画やここで紹介した映画をテーマに、ふたりらしい結婚式を創っていきましょう!
参考になれば幸いです。