両家顔合わせのいろは
では続いて、両家顔合わせをする際のいろはについてご紹介します。
「顔合わせはいつやったらいいの?」
「誰を呼ぶべき?」
と悩んでいる新郎新婦の皆さん、必見です!
顔合わせのタイミングは結婚式の3~6か月前が一般的
顔合わせのタイミングは、特に厳密な決まりはありません。しかし一般的には、結婚式の3~6ヶ月前のタイミングで行うことが多いとされています。ちなみに、結婚式は当日の3~4ヶ月前あたりから準備が本格化します。そのため結婚式から5~6ヶ月前に顔合わせを済ませておくと、その後は結婚式の準備に集中できておすすめです!
また、顔合わせする日の日柄を気にされる方もいます。もし気になるようなら、無難なのは「大安」。そして午前中なら「先勝」、午後の開催なら「友引」も縁起が良いとされています。
もちろん日程を決めるにあたって一番重要なのは、参加者の予定です。曜日や大まかな日付は、お互いの両親に聞いて調整しましょう。
出席者は結婚する二人とその両親が基本
出席者は新郎新婦と、その両親が基本です。つまり1家族につき3名が出席することになります。当日集まるのは、最低でも合計6名です。場合によっては新郎新婦の兄弟や祖父母が出席することもあります。両親以外の家族に関しては、本人の意向を聞いてみましょう。
当然、自分の兄弟や祖父母が出席する場合は、相手家族にもそのことを事前に伝えておくのを忘れずに!ちなみに顔合わせの場合、両家で出席人数を合わせる必要はありません。両家で出席人数が違っても、マナー違反ではないので安心してください。
席次は両家の父親が上座に来るように
新郎新婦が困りがちなのが、当日の席次です。どこに誰が座ればいいのか迷ってしまうこともしばしば。そんな時にはこの基本ルールを覚えておきましょう。
まず、入り口から最も遠い席が上座と呼ばれます。ここは立場の高い人が座る席です。そのため、一番奥の上座には両家の父親が向かい合って座ると自然です。入口向かって右左のどちらが新郎側か、という細かい決まりはありません。もし事前に決めておきたい場合は、向かって右側が新婦側、左側が新郎側の家族だと覚えておきましょう。
奥に父親が座ったら、次に母親、そして新郎新婦の順に座ります。これで、両家が向かい合う形で席につけました。新郎新婦の座る席は末席と呼ばれ、一番入口に近い席です。末席は注文をやすく、かつ店員さんを呼びやすい席。そのため両親たちをおもてなしするという意味でも、最適なポジションです。
当日の進行は新郎新婦または新郎の父親
当日の進行は、基本的に新郎新婦が行ないます。進行といっても、家族間での顔合わせなのでそこまで緊張する必要はありません。家族を席に通し、歓談しながら決まった段取りを進めて行けば問題ないでしょう。ただし新郎新婦側で段取りの把握ができていないと、当日の段取りがぐずぐずになってしまいます。
顔合わせをするときは、開始から大体の流れをおさらいしておきましょう。厳密にタイムキープをする必要はありませんが、大まかにどのタイミングで何をするか決めておくと安心です。
また場合によっては新郎の父親が進行をつとめる場合もあります。誰が進行を行うかは、事前に相談しておきましょう。父親が進行をつとめる場合でも、新郎新婦が流れを決めて段取りを教えるといった流れがベストです。全てを父親に丸投げするのは控えましょう。また当日になって急に、父親に進行をお願いするのもNGです!