両家顔合わせ当日の流れ
それではいよいよ両家顔合わせ当日の流れについてご説明します!緊張の顔合わせですが、事前に段取りを組んでいれば全く問題ありません。せっかくの機会なので、家族全員で楽しく過ごせる時間にしましょう!
①集合
集合場所と日時はあらかじめ、両家の家族に伝えておきましょう。待ち合わせ場所はお店の最寄り駅でも、お店の前でも問題ありません。現地集合にする場合はお店の場所もあわせて事前に伝えておきましょう。集合時間は予約時間の少し前にしておくと安心です。
卒花の声
新郎新婦がそれぞれ、自分の家族を現地に連れてくるという形で集合しました。自分たちはお店の位置が分かっていたので、遅れる心配もなく安心でした。
②手土産を渡す
手土産がある場合は、席についた段階で交換をしましょう。手土産を渡す時には外袋から出して渡すのがマナーです。また相手から見て正面になるように渡しましょう。
渡す際には「地元○○の銘菓です。ぜひご賞味下さい。」といった一言を添えると自然です。
③はじめの挨拶
手土産を渡し終わり、全員が席に着いたらはじめの挨拶を行ないます。これは新郎、もしくは新郎父が行なうのが一般的です。
はじめの挨拶では顔合わせの趣旨、集まってくれたことへの感謝を述べます。文章の最後は「本日は、宜しくお願い致します。」と締めくくると、まとまりが良いでしょう。
④家族紹介
続いて家族紹介です。家族紹介には新郎新婦がそれぞれの家族を紹介するパターンと、1人1人が自分の名前を名乗るパターンがあります。
紹介の際には、その人の立場と名前を明確にする必要があります。例えば「私の父の○○ ○○です。」といった具合です。この時に仕事や出身地の情報も軽く入れると、後の会話が広がりやすいでしょう。
また、家族紹介が終わった後は、家族から一言ずつ結婚への賛意や挨拶を述べてもらうこともあります。これを行なうのは自由ですが、しっかりと結婚の意思確認や挨拶を一人一人からしてもらいたい場合は盛り込んでも良いでしょう。その際の順番は以下の通りです。
新郎父→新婦父→新郎母→新婦母→新郎兄弟
卒花の声
新郎新婦の父ともに珍しい職業なので、家族紹介の際に仕事の話も交えたところ、その意外性から盛り上がりました!わきあいあいとした雰囲気が作れて良かったです。
⑤婚約記念品の交換
婚約記念品とは、主に婚約指輪のことです。これを顔合わせ中に交換してお披露目することで、場が盛り上がります。一般的には男性が女性の指に婚約指輪をはめ、家族に披露するという流れです。
婚約記念品の交換は行なっても行なわなくても問題ありません。その場の雰囲気を盛り上げたい場合や、歓談ばかりにしたくない場合はおすすめです!
卒花の声
元々婚約指輪はもらっていたのですが、顔合わせで改めてお披露目したことで自分の結婚に対する実感も湧きました!家族も全員嬉しそうで、やってよかったと思います!
⑥乾杯の音頭
飲み物が全員分揃っていれば家族紹介が終わり次第、進行役が乾杯の音頭を取ります。乾杯の音頭は手短に、元気よく行いましょう。
⑦食事・歓談
乾杯が済んだら食事をしながら歓談の時間です。結婚式の話や、新婚旅行の話などを中心に話題作りをすると盛り上がっておすすめです!
また、話題選びのポイントや気を付けたい言葉遣いについては後程ご紹介します。
卒花の声
普段あまり喋らない夫も、顔合わせのときは私の父とよく話してくれました。結果的に両家がくだけた感じて話せるようになり、安心しました。新郎新婦が積極的に話を盛り上げるのは結構大事だと思います!
⑧記念写真の撮影
空気が温まってきたら、記念写真タイムです!両家が顔を合わせる機会は、結婚式以外に中々ありません。遠方から両親に来てもらっている場合はなおさら、貴重な機会といえるでしょう。
卒花の声
自撮りの他に、店員さんにお願いして写真を撮ってもらいました!歓談の後だったので、最初よりもほころんだ顔で撮影できてよかったです!
⑨結びの挨拶
最後に結びの挨拶をします。これも進行役の新郎もしくは新郎父が行うのが一般的です。結びの挨拶では、集まってくれた家族への感謝を改めて述べましょう。最後は「今後ともよろしくお願いいたします。」でしめるとまとまりが良いです。
ちなみに挨拶を新郎父が行う場合でも、新郎新婦から家族への感謝の言葉は忘れないようにしましょう。
卒花の声
結びの挨拶をする頃にはかなり和やかな雰囲気になっていて、夫も話しやすかったと思います。また挨拶のときだけでなく、お店から出て双方の家族を見送るときにも、きちんとお礼を言っておくと間違いないと思います!