テーマカラーの考え方とは
テーマカラーを決めたいと考えた時、どのような観点から決めたらいいのか順番にご紹介していきます。
・結婚式場の雰囲気から考える
テーマカラーを考える時にご自身の好きな色や、イメージがあれば、挙式会場を探す時から意識しているという方もいるでしょう。しかし、会場が決まってから、いざテーマカラーはどうしよう?と考えるのであれば、会場の持つ雰囲気も大切にしましょう。
テーブルクロスのカラーや生花は変えることができますが、元々の壁の色や床の色、照明などは変更ができません。披露宴会場を気に入って予約をしたのであれば、ぜひその長所は活かしていきましょう。例えばナチュラルなイメージの会場なら、白や緑を選んで優しい印象にまとめて。シックな印象の会場なら、シルバーやネイビーを選んで大人っぽい印象にしても良いでしょう。逆にピンクを使ってかわいい披露宴会場に仕上げたいと最初からイメージが固まっているのであれば、元々壁や床が白であったり、西洋のお城を思わせるシャンデリアがあったりといった、ピンク色に合いそうな会場を選択することが大事だと言えるでしょう。
・カラードレスからイメージする
会場から決める方、イメージカラーを決めてから会場を決める方以外にも、このドレスが着たい!と最初にドレスが決まるパターンもあるかと思います。
もちろん会場が決まって、ドレスが決まったという場合も多いでしょう。カラードレスのイメージを大切にしたいのなら、そこからイメージカラーを決めるという方法もあります。
例えば赤いカラードレスを選んだのなら、会場の生花に赤を混ぜておくとお色直しの後、再入場した際に統一感が出せます。お色直しが和装の場合にも、会場に和のテイストを入れてみたりと色々と工夫ができますね。ただ、お色直しの色当てクイズなど行う予定があるのなら、あからさまに会場の色を合わせてしまうと、すぐに気がつかれてしまう可能性もあるので、注意が必要です。
・季節から色を決める
テーマカラーを決める時に大切にしたいことに季節感もあります。暖かいイメージにしたいのなら暖色系の色を、さわやかなイメージにしたいのなら寒色系を選ぶと効果的です。
会場内は空調が効いていますので、夏の披露宴でオレンジをテーマカラーにしたからといって「暑苦しいパーティーだな」と思うゲストは少なく、むしろ「夏らしいビタミンカラー」と受け取る方の方が多いでしょう。ゲストにどんな印象を持ってほしいのか、どんな雰囲気の挙式にしたいのかと想像してみることが大切です。
クリスマスの時期は、会場にツリーが飾られていたり、クリスマスの音楽を使用したりするのなら、赤や緑を使用して、クリスマス気分を楽しむのも印象に残るパーティーになるでしょう。
季節に縛られすぎる必要はありませんが『季節感を大切にする』と考えてみるとテーマカラーも決めやすいかもしれません。
・自分の好きな色を使う
ここまで読んでいて、もし混乱してしまったなら、ご自身の好きな色や雰囲気を思い出しましょう。シックな会場だからといって必ずしも落ち着いた色でまとめる必要はありませんし、赤いカラードレスを選んだからといって情熱的なパーティーにする必要もありませんから、好みを優先してみてください。
春らしい色合いの結婚パーティーは、春に行わなければいけないと頭を抱えるのではなく、まずはお2人らしい結婚式になるように、どんなイメージを持っているか考えてみてください。
「緑が好きだから」「真っ白な結婚式に憧れていた」色を選ぶ理由はそれだけあれば充分なのです。