コンプレックスや結婚式場から選ぶウェディングドレス

ウェディングドレスに憧れを抱く女性は多く、結婚式が決まったら、場合によってはその前からどんなドレスを着ようかなと想像を膨らませている方も多いでしょう。

しかし、実際に試着してみるとイメージと違ったり、思ったより露出が多くて戸惑うこともあるかもしれません。試着をしすぎてしまい、どれを選んでいいのかわからなくなってしまう前に、ウェディングドレスの選び方を知っておくと楽しくドレス選びができるかもしれません。

好みのドレスを着たいという気持ちを大切にしながら、ご自身の体系やコンプレックス、また結婚式場との相性からウェディングドレスの選び方を考えていきましょう。

１.結婚式で身に着ける衣装の種類について

結婚式の衣装と言えばウェディングドレスを連想するかもしれませんが、それだけではなく、さまざまな場面で身に着ける衣装が存在します。どのようなものがあり、またどんなタイミングで着ることが多いかをまずはご紹介いたします。

・ウェディングドレス

挙式

教会での挙式や、人前式ではほぼ100％の人がウェディングドレスを着るでしょう。レストランでの結婚パーティーなどでもほとんどはウェディングドレスが選ばれます。一着目は白いドスをと考える方が多く、お色直しはしなければいけないものでもありませんので、ウェディングドレス一着のみというケースもあります。お色直しがないとゲストと過ごす時間が長く、心から気に入るドレスと出会った場合にはそうした選択をされることもあります。メリハリを付けたいと考えるなら、ヘアアクセサリーやブーケを変えることでお色直しとしても良いでしょう。

披露宴

挙式でウェディングを着た場合には、披露宴の入場も多くの場合はウェディングドレスです。お色直しがある時は、乾杯を行い、ゲストと高砂での写真撮影があるでしょう。ケーキカットやファーストバイトを行ったのち、いったん退場というケースが多いです。

お色直し

お色直しもウェディングドレスで入場するケースとしては、先ほどご紹介したドレスは変えずにヘアセットや小物を変えて再入場する場合と、別のウェディングドレスに着かえる場合があります。ウェディングドレスは一着しか着てはいけないという決まりはありませんので、白いドレスでもデザインをガラッと変えて登場するのも素敵です。また、神前式で白無垢を着た際にはお色直しでウェディングドレスを選ぶ方も多いです。

　二次会パーティー

挙式で着たウェディングドレスを二次会パーティーで着ることもあるでしょう。特にドレスを購入している場合などは、新たに別のドレスを購入するよりもお金がかからなかったり、汚してしまうプレッシャーが少ないかもしれません。また、ミニ丈のウェディングを着てみたいといった場合には二次会パーティーが適した場かもしれません。ウェディングドレスは花嫁さんでなければ着ることができないので、この機会になるべく多く着たいといった要望もめずらしくありません。

・カラードレス

　お色直し

カラードレスを着て挙式を行うことは大変まれで、着るタイミングとしてはお色直しが一番多いでしょう。一着目のウェディングや白無垢といった衣装から色味のあるカラードレスに着替えると印象もガラッと変わり、ゲストにも新鮮な印象を与えます。また、カラードレスは個性も出しやすく「〇〇ちゃんらしいね」「意外な色だけど似合うね」など記憶にも残りやすいでしょう。

　二次会パーティー

披露宴のお色直しでカラードレスを着た場合、同じドレスを着ることもあれば、また別のカラードレスで登場といったこともあるでしょう。着たいカラードレスが二着あったり、お色直しを和装にしたけれどカラードレスも着たいといった場合にも選択することができます。

・和装

　神社での神前式を行う場合、衣装は和装の中でも白無垢になります。髪型は地毛をアップにしてもいいですし、日本髪のカツラを被る場合もあります。上から角隠し、もしくは綿帽子を被ることが一般的でしょう。こちらも結婚式でないと着る機会のない衣装ですから、憧れている女性は多いかもしれません。

　披露宴

　白無垢で挙式を行った場合、そのまま入場することもあります。その時は角隠しや綿帽子をはずし、生花などをあしらって披露宴会場へ入場ということもあるでしょう。白無垢姿でゲストと写真撮影もできるので和装に重きを置きたいという方にはおすすめです。

　お色直し

お色直しで和装を着たいのであれば、色打掛か振袖です。色打掛は白い着物の帯の上から刺繍のほどこされた打掛を羽織るような着物で、大変華やかです。一方振袖は成人式で着るイメージがあるかもしれませんが、成人式で着るものは中振袖で、結婚式で花嫁さんが着るのは大振袖です。袖と裾が長いものであり、どちらも結婚式でないと着る機会のない衣装です。カラードレス同様に色や柄が選べるのでご自身らしさが出せる和装衣装でもあります。

・タキシード

　新婦の衣装に合わせて新郎は衣装をそろえるようになりますが、一般的に洋装の時はタキシードです。カラードレスに合わせてお色直しをする場合もあれば、チーフやタイをドレスの色に合わせて変えるといった方も多いです。恥ずかしいという声もたまに聴かれますが、なかなか着る機会がない白のタキシードを選ぶのもおすすめです。

・紋付き袴

　新婦が和装の場合に新郎は紋付き袴を着ることになります。成人式で着たことがあるという方も中にはいるかもしれませんが、こちらもなかなか着るチャンスのない衣装です。紋はレンタル衣装の場合、出世紋である丸に違い鷹の羽が入っているのが一般的ですが、家紋に変えることができる場合もあるので、リクエストしてみましょう。

2.ウェディングドレスにもさまざまな種類がある

ウェディングドレスと言っても、それぞれに個性があり、大きく違ってくるのはそのラインでしょう。代表的なラインのドレスをこちらではご紹介していきます。

・王道！Aラインのドレス

　ウェディングドレスのイメージで最初に思い浮かぶのがAラインのドレスかもしれません。スカートのラインがアルファベットのAのような形に膨らんでいて、ウエストは細く絞られていて、切り替えしはないドレスが多いです。中にパニエを入れてスカートを膨らませて着ます。王道であり、だれにでも似合いやすいラインのドレスとして人気もあります。イメージされるのはエレガント、上品、伝統的といった言葉でしょう。

・華やかに！プリンセスラインのドレス

プリンセスラインのドレスとは、言葉通りお姫様のように膨らんだラインのスカートのことです。ウエストに切り替えがあり、上半身がコンパクトに見えます。背が低い方でも似合いやすく、かわいらしく華やかなイメージのドレスが多いことが特徴で、Aラインのドレスよりも膨らみのあるパニエをスカートの中に入れます。そのシルエットからベルラインといった呼び方をすることもあります。

・艶やかなマーメイドラインのドレス

ウェディングドレスの中で最も体のラインが強調されるのがマーメイドラインのドレスです。マーメイドのように、ウエストや腰、膝に布が沿っているデザインで、コンパクトながら華やかな印象があり、トレーンと呼ばれる後ろのスカートが長いものも多いです。背の高い方やメリハリあるスタイルの方によく似あいます。太ももあたりでスカートが広がり、そこまでラインを強調しないデザインのものをソフトマーメイドラインと呼ぶこともあります。

・品よくスレンダーラインのドレス

スレンダーラインのドレスはAラインやプリンセスラインのようにスカートは膨らんでいませんが、マーメイドラインのように体のラインを拾わないデザインです。大人っぽいデザインが多く、かわいらしいドレスは選びたくないけれど、マーメイドラインを着るにはスタイルに自信がないという方にも選びやすいドレスです。普段パンツスタイルが多いという女性にもおすすめしたい品の良いドレスラインになっています。

・おしゃれなエンパイアラインのドレス

エンパイアラインとは、胸の下に切り替えがあり、ストンと足首まで布が落ちるデザインのドレスを指します。刺繍やレースをあしらったデザインも多くおしゃれな印象です。また体のラインを拾わないので妊娠中の女性にも人気があります。ボリュームが抑えられているため、ご自身で持ち運びが必要な場合にも苦労しないでしょう。

・かわいくしたいならミニ丈のドレス

足が見えるミニ丈のドレスもかわいらしいです。こちらは挙式より二次会パーティーや海外挙式での写真撮影などに向いているでしょう。軽やかで動きやすいのでゲストと一緒にパーティーの時間を楽しみたいといった時にも適しています。2wayでミニ丈に変えられるドレスもあるので、2パターン楽しむのも良いでしょう。丈も膝上のような短いものから、くるぶしが見える程度の丈までさまざまです。

3.コンプレックスから考えるウェディングドレス

コンプレックスを持つ女性は多く、上手に隠しながら好みのドレスを着たいといったご要望は多く、また叶えることが可能です。では具体的にどのようなドレスを選べば良いでしょうか。

・二の腕の太さが気になる

ノースリーブやチューブトップといった腕の出るデザインの洋服は普段着ないという方も多く、ウェディングドレスを試着してみて二の腕が気になるという方は少なくありません。対処法としては、ボレロや袖付きのドレスで隠す方法と、ビスチェタイプのドレスで思い切って出してしまう方法があります。意外かもしれませんが、キャミソールなどで腕とデコルテを分けてしまうよりも出すことで以外とすっきりとして見えます。他に髪型やベールでも露出を控えることが可能です。

逆に痩せすぎが気になるといった場合には、パフスリーブなどのボリュームのある袖のドレスを選ぶといいでしょう。

・背を高く見せたい！低く見せたい！

背を高く見せたい方におすすめのラインとしてはAラインのドレスがスッと背筋が伸びて見え、ウエスト切り替えはない方が縦のラインを強調してくれます。それから、実際に高くしてしまう方法としてはヒールのある靴を選ぶことができます。レンタルの靴には7ｃｍヒールといった高さだけでなく、12ｃｍ、15ｃｍといったヒールタイプも用意されているはずなので、ヒールの高さを選んでからドレスの丈を決めると良いでしょう。厚底のタイプもあるため以外と歩きやすく安心です。

高身長にお悩みの場合には2ｃｍヒールを選ぶといった方法もありますが、足を長く見せたいのであれば新郎にシークレットシューズを履いてもらうという裏技も存在します。

・お尻をカバーしたい

お尻の大きさをカバーしたい場合には、ヒップラインを拾わないAラインやプリンセスラインのドレスがおすすめです。こちらであればパニエが入っているのでお尻の大きさはわかりません。お尻が大きくて悩んでいるという方は、マーメイドラインのドレスを試してみるとかっこよく着こなせるので、隠さない方法としても推薦いたします。また、逆にマーメイドラインやスレンダーラインのドレスを着たいけれど、ヒップにボリュームがなくて気になるということであれば、ピップパッドといったお尻にボリュームが出せるアイテムも存在しますので、理想のラインに近づけてドレスを着ることも可能です。

・胸の大きさを調節したい

胸の大きさを気にする女性も多いです。胸が小さくて悩んでいるのなら、インナーの中にパットを入れて調整するのが一番簡単な方法です。ブライダルインナーは背中の方のお肉までバストに入れ込むことができるので、パットを入れなくてもカップ数が上がる方も少なくありません。

胸を小さく見せたい場合には、きついサイズでつぶしてしまい、谷間が見えてしまうのは逆効果です。その場合には胸元が深く作られていてしっかりバストを覆ってくれるデザインのドレスを選ぶのが良いでしょう。また、襟元にデザインがあるものや大ぶりなアクセサリーをつけることで視覚効果を狙って胸に目が行かないようにする方法もあります。

・丸顔が気になる

お顔のラインをすっきり見せたいのであれば、デコルテラインがＶネックになっているドレスを選ぶと丸顔が強調されません。オフショルダーで肩から首元に向けてＶ字になっているものを選べば胸元がセクシーすぎるといったこともないので上品に着られます。

ドレスのデコルテラインの他にネックレスでＶ字を作ることもできるので、ドレスは好みに合わせて選んでも問題ありません。また髪型をアップにすることで顔周りをすっきりさせることができます。隠すだけでなく、出してみることも試してみましょう。

・ウエストにくびれがほしい

くびれがほしいといった場合には、Ａラインやプリンセスラインのスカートにボリュームがあるタイプのドレスがおすすめです。得にプリンセスラインのドレスはウエストに切り替えがあり、よりくびれが作りやすいです。

他にきちんとブライダルインナーを身に着けるということも大切で、理想的なラインに近づけてくれます。ウェディングドレスはウエストラインがきれいに見えるように作られているので、自信がないからとあきらめずに着てみたいドレスにチャレンジしてみましょう。

４.肌の色に合わせたドレス選びとは？

ウェディングドレスは白ではあるのですが、白の中にも種類があり、似合う色が存在します。色を意識して選ぶと似合うドレスに出会える近道になるかもしれません。

・大きく分けて3種類の白がある

ウェディングドレスの色には、ホワイト（純白）、オフホワイト（自然な白）、クリーム色（生成）の大きく分けて3種類の色味があります。ピンクのリボンがウエストにあしらわれていたり、生地にラメがちりばめられていたりといったことはありますが、代表的なこの3色についてご紹介します。

・ホワイトドレスが似合う肌色

ホワイトのドレスは漂白したような、少し青みがかった白色です。こちらは主にお肌が白い方に似合います。普段からオレンジや赤より、青みのピンク色が似合うようなタイプの方におすすめです。ホワイトとオフホワイトでは比べると意外と色味が違うので、実際に見比べてみて気になるものがあれば試着してみると良いでしょう。

・オフホワイトドレスが似合う肌色

オフホワイトは日本人に似合いやすい色とされていて、ホワイトより少しだけ黄色味がかった色です。以前は純白のドレスが多かったのですが、最近はオフホワイトのものの方が品揃えも多い傾向があります。過剰に心配しなくても似合う方が多く、顔色もきれいに見せてくれます。

・クリーム色のドレスが似合う肌色

日焼けした肌になじむのはクリーム色のドレスです。肌馴染みがよく浮いて見えないのが特徴です。とは言え、優しい色味なので色白の方でも抵抗なく着ることができるでしょう。実際に目で見ると黄色っぽい印象を持つかもしれませんが、写真写りは白く見え、また当日ウェディングドレスを着ているのは花嫁さんだけなので、黄色く見えて気になるということはないでしょう。

5.妊娠中に気を付けるドレス選び

結婚式の時にお腹に赤ちゃんが居るというダブルおめでたの方も中にはいらっしゃるでしょう。その際、ウェディングドレス選びはどんなことに気をつけるべきでしょうか？

・サイズに注意！

ウェディングドレスを選ぶ時に一番気になるのがサイズ選びでしょう。もしドレスを購入する場合には、結婚式当日の週数をスタッフに伝え、お腹の大きさを考慮してサイズを選びましょう。不安な場合は、背中が編み上げなどになっていて、2サイズ程度調整が可能なタイプがおすすめです。挙式当日に苦しくなった時にも調整することができるので、このタイプであれば安心です。

・丈に注意！　

ドレスを選ぶ際に、サイズの他に丈も重要になってきます。妊娠中はお腹が重たく、立ち姿が反ってしまうことがよくあります。ドレス選びの際にあまり床丈ギリギリを選んでしまうと、当日足元が見えてしまうかもしれません。逆に長すぎても踏んで転んでしまう危険があるので、微妙な調整が必要になってきます。

ドレスは蹴るようにして歩くと踏まないので、意識するようにしましょう。

6.会場を考えて決めるウェディングドレス

ウェディングドレス選びでもう一点重要なのが、会場との相性です。写真映えやバランスの他に動きやすさなど、結婚式を挙げる会場との相性を考えてドレスを選んでみると良いでしょう。

・大聖堂で豪華な挙式

大聖堂で挙式を行うのなら、そこには長いバージンロードがあるでしょう。それならば長いトレーンのあるドレスがおすすめです。トレーンとはドレスの裾のことで、長くドレスを引く後ろ姿はとても素敵です。赤い絨毯が引かれたバージンロードであれば、トレーンの長さだけでなくカットレースがあしらわれたドレスを選べばよりバージンロードに映えるでしょう。Aラインやマーメイドラインのドレスはトレーンの長いデザインが多いです。

また、トレーンが短いドレスを選んだ場合にも、ベールで長さを出すことが可能です。ベールもフワッとした肩丈程のものから、レースがふんだんに使われ、トレーンより長さがあるものまでさまざまなので、そちらでバランスをとることもできます。

・小さなチャペルやレストランウェディング

小さなチャペルでの挙式、またレストランウェディングの場合には比較的コンパクトなデザインのドレスの方が、バランスが取れるでしょう。極端に言えば、何メートルもトレーンがあるドレスを選んでしまうとバージンロードがいっぱいになってしまいますし、会場内でも動きにくいことが予想されます。規模にもよりますが、規模が小さければ小さいほど、ドレスもボリュームを抑えたものの方がつり合いも取れて、会場に合うかもしれません。トレーンの短いプリンセスドレスならかわいらしく、スレンダーラインならスタイリッシュな印象にもすることが可能です。

・ホテル挙式で気にするべきことは？

会場がホテルである場合には、ホテル内でもさまざまな会場があり、その規模によって選ぶウェディングドレスも変わるかもしれません。とは言え、基本的に人数に対して広い作りになっている場合が多いので、ボリュームのあるドレスだと動きにくいかもしれないなどの考慮は必要ないでしょう。チャペルの広さや、どのような会場を選んだのかなどを考えながら好みのウェディングドレスを選んでください。

・ガーデンや船上など風がある場合は？

ガーデンウェディングや船上パーティー、またビーチでの撮影など風が強いことが想定されるのであれば、スレンダーラインやエンパイアラインなどのボリュームが抑えられたドレスの方がよりきれいな状態の写真が残せるかもしれません。ガーデンウェディング程度であればそれほど気にすることもありませんが、船上となると風にあおられる時間も長いので、考慮して風が吹いても美しくいられるドレスを選ぶことが得策です。膨らみのあるデザインのＡラインやプリンセスラインのドレスはパニエが入っているのでペッャンコになってしまうことはありませんが、ある程度、風で変形はしてしまいます。

・海外挙式は気にしなくてOK？

海外挙式でウェディングドレスを着る場合には２通りあります。まず、自身で海外までドレスを持ち込むケースです。これは荷物も多くなるので、コンパクトなドレスを選べば移動が楽なことが想像できるでしょう。他に日本で選んだドレスが現地でも用意されていて、そちらをレンタルして着ることができるケースがあります。後者の場合には持ち込む必要がないので、ドレスのボリュームなどは気にしなくて良いでしょう。

ただ、移動のことだけ考えてドレスを決めてしまうのはあまりにもったいないので、海外であってもどのような挙式会場で結婚式を行うのか考慮して決めると良いでしょう。ハワイやグアムのようなリゾートウェディングなのか、ヨーロッパの古城で結婚式を行うのかによっても雰囲気は大きく異なります。

・特殊な会場って！？

水族館で幻想的な結婚式

特殊な結婚式と聞いて、思い浮かべる人も多いのが水族館での結婚式でしょう。水中トンネルなど、光の反射する場所で挙式ができる水族館も多く、純白やオーガンジー素材を使ったウェディングドレスがよく映えます。青い色味の入ったブーケを持ったりしても統一感が出て素敵です。

　美術館で芸術的な結婚式

　結婚式ができる美術館も存在します。こちらは、美術館によって雰囲気も違ってくると思いますが、クリーム色のウェディングドレスを選べばクラシックな印象になります。ウエストリボンに色が入っているドレスや、長袖であったりビーズがあしらわれているものを選ぶとアンティークな雰囲気にも合いそうです。

　古民家を貸し切りにして結婚式

　古民家で貸し切った手作り感ある結婚式も優しい印象で素敵です。こちらは和装も合いそうですが、ウェディングドレスの場合には豪華に広がるドレスというよりは、少し親しみやすいデザインのものが合いそうです。洋服に近いようなタイプや、丈が短めのドレスもマッチするでしょう。

　お城で行う結婚式

　日本にも、結婚式が行えるお城が存在します。お城ですから、規模も大きく豪華です。ぜひお姫様になったつもりで華やかなドレスを選びましょう。また、提携しているドレスショップがあるかもしれませんので、先に確認しておくことも大切です。

　テーマパークで楽しい結婚式

テーマパークで結婚式を行う場合には、ウェディングドレスもコンセプトに沿ったものが用意されているかもしれません。もし持ち込みを希望する場合には、持ち込みが可能か、持ち込み料金はいくら発生するのかを事前に確認しておきましょう。

しかし、テーマパーク側で用意されているのであれば、それが一番会場にも合いますし、問題が発生するようなこともないはずなので、安心できると言えるかもしれません。

７.やっぱり一番考慮すべきは花嫁さんの好み！

コンプレックスや似合う色味、会場との相性などはどれも大切なことですが、一番重要視するのは、やはり着たいウェディングドレスを選ぶということでしょう。好みと似あうドレスが違うと感じた場合にはドレス小物で調節することも可能ですから、運命の一着を逃さずに、素敵な思い出を作りましょう。

・着たいドレスを小物で似合うドレスへ

着たいドレスがあったものの、希望する形と違った場合には小物を使って上手に着こなしましょう。例えばスカート部分のレースや色味がすごく気に入ったけれど、二の腕が太く見えてしまうと感じたなら、ボリュームのあるベールを選んだり、生花のコサージュを腕周りにつけたりするのも良いでしょう。とても気に入ったけれど、華やかさにかけるかなと感じたなら、大ぶりのティアラをつけたり、ブーケを大きくしたりするだけでも印象を変えることができます。

また、試着用のドレスのサイズがご自身の体系を合わなくて違和感があるといった場合もあるので、その際はスタッフに相談してみましょう。体に合ったサイズのドレスを着ると印象が変わることもあります。