結婚式

卒花の結婚式で後悔していること、やってよかったこと

マイナートラブルを避けるために 

 

後悔していることには、マイナートラブルもさまざまあります。当日突発的に起きてしまうこともありますが、避けられることは事前に回避も可能です。

 

・バージンロードでつんのめり

なれないドレス姿で歩くと、裾を踏んでつんのめってしまうことがあります。映像に残ることもあるので、できれば踏まないで歩きたいものです。回避するにはドレスを試着した時に少し歩く練習をしておくと良いでしょう。スカートを蹴るように歩くと踏みにくいです。また、普段は着慣れていない高いヒールを選ばないこと、スカートも長くなりすぎないように調整しましょう。

しかし、祝福ムードたっぷりの結婚式ですから、少しの失敗があっても暖かく受け止めてもらえるでしょう。転んでしまってケガをしないように気をつけてください。

 

・余興が内輪ネタ!

披露宴の余興を友人に依頼することはありますが、あまりに内輪ネタだったり、下品な内容であったりして、周りを置いてきぼりにしてしまうことは避けたいです。事前に何をしてくれるのか聞いておく、もしくは「ビデオメッセージをお願い」など指定をしておくのも良いでしょう。

また、ゲストにゆっくりしてもらう意味も込めて、プロに余興を依頼するのも盛り上がるでしょう。マジックや演奏など、クオリティの高い余興が依頼できます。または、写真を撮る時間を長くしたり、スイーツビュッフェの時間を設けたりと余興のないプランにすると予想外のことが起こりにくいです。ゲストに平等に楽しんでもらえる方法を考えるのもおすすめです。

 

・新郎が飲みすぎてベロベロ!?

 

お色直しの際、新婦が先に中座して、その間に新郎がお酒をつがれて、気がつけば酔っぱらってしまっているというのは珍しいことではありません。ベロベロとまでいかなくても顔が赤くなりやすい人であれば、お色直し後の写真は全て顔が真っ赤ということにもなりかねません。その日は笑い話になっても、後から赤い顔の写真を見て後悔することもあるでしょう。

回避するには、お酒は口を付ける程度にしたり、高砂の下にバケツを用意してもらいお酒はそこにあけるようにするなどといった方法があります。お酒が強くない場合には気をつけましょう。

 

・ドレスが苦しすぎる

試着の時はサイズがちょうどいいと思ったドレスも、当日は数時間着続けるため苦しく感じることもあるかもしれません。試着の時、ドレスはもちろん、下着も苦しくないか、数時間着て動くことができるかを考慮しましょう。少しでもほっそり見せたくて、小さいサイズを選びたいと考えるかもしれませんが、結婚式の思い出が「苦しかった」になってしまってはもったいないです。また、妊娠中に結婚式をするという場合にも、当日までにどのくらいお腹が大きくなるか考えて慎重にサイズを決めましょう。

 

・ゲストの衣装が…

ゲストの中に露出の高い服装の人や、マナー違反の服装の人がいて、親戚から後々言われるようなこともあるかもしれません。また女性はドレスが黒ばかりというのも良くあることです。ゲストの服装を指定するのは難しいですが「着物を着てくれたら華やかになるからうれしい」「仲良しメンバーでドレスの担当色を決めよう」などとリクエストをすることはできるかもしれません。逆にマナーに厳しい親戚などに何か言われたとしても、気にしない気持ちも大切です。

 

・ブーケトスがワンバウンド?

 

ブーケトスをスケジュールに組み込んでいる場合もあると思いますが、ブーケをだれも受け取れず、地面にバウンドしてしまうことはよくあります。気にすることはありませんが、回避したいのなら、ブーケトスではなく、ブーケプルズというリボンをひっぱるものにすると良いでしょう。ブーケトスは独身女性が参加するものなので、参加する人数が何人ぐらいいるのか把握しておくと良いです。人数が少ないとブーケがバウンドしてしまうかもしれません。また、参列している女性の年齢によってはブーケトスやブーケプルズがあまり歓迎されないこともありますので、ブーケトスを行うかどうかもよく考えましょう。

ゲストから言われてわかったこと…

 

当日、主役の2人は忙しく、気が付かないことも多いでしょう。しかし、後から聞いて後悔するパターンもあることを知っておきましょう。

・引き出物が重すぎる!

引き出物は軽いより重い方がいいとされることもありますが、あまりに重たすぎると結婚式の帰り疲れていて、女性はヒールを履いている人も多いので、重すぎる引き出物は歓迎されないでしょう。引き出物は実物を見ないで選ぶことも多いので、後から聞いて後悔することも多いです。特に駅から会場が遠いなど、持ちあるく時間が長い場合には注意しましょう。

引き出物はカタログギフトが定番になってきており、重たすぎず、好きなものを受け取ってもらえるのでおすすめです。

 

・会場が暑すぎた・寒すぎた

 

真夏や真冬に結婚式を行うこともあるでしょう。その際に外での演出がある場合、新郎新婦よりゲストは外で待つ時間が長く、お2人のように予定が最初からわかっていないため、後から寒かったなどの話を聞くこともあるかもしれません。外での演出があることをどこかでゲストに伝えられるようにしておくと、後悔は軽減されるかもしれません。また、外の演出にこだわりがあっても、季節によってはゲストを優先させましょう。また、どうしてもガーデンなど外での演出をしたい場合には、春や秋など過ごしやすい季節を選択するという方法もあります。

 

・ドリンクや料理がなかなか来ない?

披露宴の最中、ゲストの元に料理やドリンクがスムーズに届いているかまで気を配るのはなかなか難しいでしょう。後々「飲み物が来なかったよ」などと言われないように、会場スタッフは足りているのか、何人の披露宴でどのくらいスタッフがいるのかなど具体的な人数を聞いておくのも良いでしょう。逆に後からサービスがよかったと言われたら、選んだ会場に間違いなかったと自信が持てることでしょう。

 

・待ち時間が長かった

ゲストがどこでどのくらい待たされているのかは、2人は知ることが難しいでしょう。式場側はスケジュールを把握しているので事前に確認しておいて、椅子を多めに用意してもらったり、ウェルカムドリンクを手配しておくなど対策をとって、ゲストを退屈させないように工夫しましょう。スケジュール的に待ち時間が出てしまうのは仕方ないので、少しでも楽しんでもらえるように考えられると良いでしょう。

 

後悔しない結婚式をするために

 

多くの段取りがある結婚式を成功させるのは難しく感じるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。楽しい結婚式にするために準備しましょう。

 

・事前の準備をしっかりしよう

多くのことは、事前の準備で解決できることがわかったかと思います。授かり婚であったりとスケジュールがタイトな場合は難しいこともあるかもしれませんが、心配事が残らないように本番に備えましょう。結婚式に向けて、式場スタッフと何度も打ち合わせが行われますので、疑問点は解消し、ゲストの立場になって楽しんでもらえる結婚式を考えましょう。参列した結婚式を参考にしたり、先に結婚式を行った友達に話を聞いておくことも良いでしょう。

 

・手作りに時間をかけすぎずシミュレーションを

なるべく手作りアイテムを使いたいと感がる人は多く、結婚式ではペーパーアイテムやドレス小物、ネイルやウェルカムボードまで、あらゆるものに時間をかけることができます。しかし、手作りにこだわりすぎて他のことが見えなくなってしまっては、後悔の原因を作ってしまうかもしれません。時間がかかるものは会場に依頼したり、友達にお願いして、その分しっかりと当日のシミュレーションをして、確認もれがないように準備をしましょう。特に女性もフルタイムで働いている場合、こだわりすぎると失敗につながりやすい傾向にあるかもしれません。

 

・おもてなしの気持ちを忘れずに

 

結婚式の主役は新郎新婦ですが、自分本位にならず、来てくれる家族や友人への感謝の気持ちを忘れずに事前の準備を行っていきましょう。少し後悔する部分があったとしても「いいお式だったね」「楽しかったよ」「お料理おいしかったよ」と言ってもらえれば、結婚式をしてよかったという気持ちになれるものです。やりたいことはあきらめず、事前準備をしっかりと行い、一生の思い出になる結婚式にしましょう。

また、後悔することになってもそれも思い出になる日が来るので、失敗してしまったと思っても考えすぎないことも大切です。まずはお2人が結婚式を楽しもうという気持ちを持ちましょう。

 

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