OFFの日のウエディングプランナーのストレス発散方法ベスト5
仕事の後やお休みの日にしている、ウエディングプランナーのストレス発散方法をランキング形式でお伝えします。
5位 買い物に行く
仕事ではお洒落な会場に身を置き、流行に敏感なお客様もいらっしゃるため、お洒落することや新しいものが好き、というプランナーが多いです。
そのため、お休みの日は買い物に繰り出す人が多いです。
お洒落なコーディネートや話題を提案するためにも、お買い物に出掛けてトレンドを知ることができますし、お洒落好きなプランナーにとっては、お買い物の時間はストレス発散しつつ楽しめる時間です。
4位 映画を観たり、カラオケに行くなどの感情のアウトプット
話題の映画を観たり、お笑いを見に行ったり、カラオケに行って思いっきり歌うなど、感情のアウトプットをすることで、ストレス発散をするプランナーも多いです。
また、泣ける映画やドラマを観ることで、涙活にも繋がります。
涙には、自律神経のスイッチを切り替える作用があります。特にストレスが溜まっていると、交感神経が過剰に働き、緊張が解けにくくなります。
涙を流すことで、副交感神経が働きリラックス状態になるため、泣ける映画を観てスッキリすることも良いです。
ただし、怖くて泣く、などではなく、ハートフルな映画の主人公に同感して泣くなど、自分事以外のことで泣くものが良いみたいですよ。
3位 仲間や友人と飲みに行く
ウエディングプランナーは、仕事自体が好きな人が多いため、仲間と飲みに行き、仕事について熱く語るという人も多いです。
それに、女性が多い職場で、女性は話すことでストレス発散させる面もあります。
また、チームで働いているため、チーム全員が仲良いことも多いです。
そのため、仕事後は仲間と一緒に飲みに出かけて、ブライダル愛について語るプランナーも多いです。
また、普段からフレンチなど高級料理が身近にあるため、休日はレストランを巡って、美味しい食事やワインに舌鼓を打つプランナーも多いです。
2位 美容に力を入れる
女性が多く、人前に出る仕事だからこそ、身だしなみの一つとして、美容に力を入れるプランナーが多いです。
仕事がある日は夜遅くまで働くことが多いため、休日をフルに使って自分磨きをしてストレス発散させます。
まつ毛エクステや美容院、コスメグッズを買ったりなどです。
また、マッサージを受け、日々酷使している身体をメンテナンスするプランナーも多いです。
1位 旅行に行く
旅行に行くことが大好きなプランナーが多く、もっともリフレッシュできる方法です。
旅行に行くことで、新しいものを発見したり、その場所の食事を堪能できたりと、五感をフルに刺激でき、ストレス発散に最も良いアイディアではないでしょうか。
また、旅先で良いホテルや旅館のサービスを受けることで、自分を労わるプランナーも多いです。
普段神経を使ってお客様に最高のサービスとホスピタリティを提供しているため、休日には自分が良いサービスを受ける側になれます。
日常で接客をしていると、ついプライベートでもお客様の立場として受ける接客が気になってしまいます。故に、他の人なら気に留めないサービスも、気になってしまいます。
それに、自分自身のサービスの向上にも繋がるため、良いホテルで一流の接客を受けてリラックスするプランナーも多いです。
また、旅行とまでは行かずとも、キャンプに行ったり、温泉に行ったりと、外に出掛けて新しい体験をしてストレス発散をしているプランナーも多いです。
以上ランキング形式で、プランナーのオフの日のストレス発散方法をお伝えしました。
その他にも、サーフィンやランニングなど身体を動かすことでストレス発散をしたり、楽器を弾くことでリラックスしていたプランナーもいました。
そもそもストレスを溜めないことが大事!ウエディングプランナーのストレスポイントとその対策
ストレス発散方法をお伝えしてきましたが、ストレスの原因となっていることを潰していかないと、根本的な解決とはなりません。
そこで、ウエディングプランナーの主なストレス源とその対処法をご提案します。
長時間労働によるストレス
担当の結婚式の日が近づいてくると、準備に追われたり、打ち合わせで遅くなったりとどうしても長い時間働くことが出てくることもしばしばです。
夜遅くなると次の日のパフォーマンスにも響いてくるため、
- 昼間の打ち合わせに誘導する
- 簡素化できることはして、自分にしかできないことに集中する
を意識していきましょう。
昼間の打ち合わせにする
お客様の仕事終わりの、平日の夜遅くから打ち合わせなんてこともあります。
土日がお休みの方が多いため、土日にも打ち合わせがあることもありますが、土日は自分の担当の結婚式や、新規接客などもあり、全員の方を土日で対応するには、限りがあります。
平日夜の打ち合わせだと、打ち合わせが終わるのが22時なんてことも…そこから事務作業をして、次の日の婚礼準備をして…となると、かなり疲れが溜まってしまいます。それに、生活リズムも崩れてしまうので、ストレスが溜まってしまいます。
そこで、平日の昼間に打ち合わせを誘導していくことをおすすめします。
平日の昼間にカップルに仕事を休んでいただくことが気が引ける…という思いもありますが、2回分の打ち合わせやドレス合わせを平日にまとめて行うようにすると、カップルにとっても一気に進めていくことができるため、プランナー・お客様双方にとってもおすすめです。
また、プランナーにとっては、しっかりと事務作業を取れたり、より考える時間が増えるので提案しやすくなったりし、定時で帰宅することで、次の日の英気も養えます。
簡素化できる自分にしかできないことに集中する
結婚式の準備や結婚式はカップルそれぞれ。
ただ、結婚式準備として共通する箇所もいくつかあります。
例えば、リストアップをして席次表に落とし込むことや、招待状の文面の選び方など…
ポイントを解説していくことは必要ですが、全てのカップルに変えて説明する必要はそこまでありません。
そういったところを、共通資料を作成するなど、資料を見ていただいて分かるようにしていき、効率化を図りましょう。
逆に効率化できない、クリエイティブな部分に打ち合わせの時間を割いていきましょう。
例えば、ふたりの生い立ちを知って、結婚式のテーマを考えたり、進行に落とし込んで行ったり…という部分です。
プランナーはクリエイティビティが求められる仕事でもあります。カップルだけでは考えられなかった提案や、そのふたりらしさを見つけていくことは、プランナーにとっての大きな役割ですし、醍醐味でもあります。
意識的に、プランナーである自分にしかできない仕事に時間を割くようにし、そのほかを簡素化するなど効率化を図っていきましょう。
責任の重さによるストレス
一生に一度の結婚式を任せていただくウエディングプランナーは、やり甲斐がある分、その責任も重大です。
ミスがないように完璧に準備したとしても、予期せぬハプニングが起こるのが結婚式本番です。
また、ミスが許されない場所であるため、一つ一つに神経を使いますし、何度確認したとしても心配になったりもします。
そこで、おすすめな準備方法と、結婚式本番の心構えを紹介します。
結婚式までの準備段階としては、
- どこまで準備ができているか可視化する
- イメージトレーニングをする
- 時間の余白を作る
結婚式本番での心構えとしては
- 仲間を信じる
- 先読みをして的確な指示出しをする
- 自分も楽しむ
です。
それぞれ解説します。
どこまで準備できているか可視化する
準備はいくらしても、し過ぎることはありません。
ただ、それ故に、たくさん準備したとしてもどこか不安に駆られてしまうのもプランナーとしてはあります。
そこで、どこまで準備が出来ているか、チェックシートなどを元に、確認をしていくことをおすすめします。
どこまで準備ができているか、可視化することで、見えない不安は取り除けますし、ミスも少なくなります。
イメージトレーニングをする
結婚式本番の流れを、一度自分の中でシミュレーションしていきます。
実際に会場を使ってもいいですし、頭の中でもいいので、結婚式の流れを一人で確認し、この場面では自分はどこに立っているべきなのか、次の場面までにしなければならないことは何なのか、いつ仲間に指示を出すのかまで本番さながらに考えます。
そうすることで、結婚式当日はぶっつけ本番ではなくなるため、余裕を持って臨むことができます。
そしてイメージトレーニングをすることで、どのタイミングで自分が何をするべきなのか、他の人にどのように指示を出すべきなのかが分かります。
この方法は私がずっと行ってきたことで、最も効果的な方法でした。
時間の余白を作る
スケジュールに余裕を持つことは、心の余裕にも繋がります。
新郎新婦にとっても、早めに準備を終わらせることや、打ち合わせを開始することで、より結婚式について考える時間が増え、ふたりのこだわりたいことも見えて来やすいです。
プランナーとしても、準備期間を前倒しにすることで、バタバタせずに漏れなく準備ができます。
結婚式当日についても、あまり詰めすぎるよりも、その瞬間を楽しんでもらう余白の時間を作ることがおすすめです。
新郎新婦にとって、結婚式一日はあっという間!
ゆっくり喋りたいと思っても、たくさんの大好きな人たちが集まっていて、気分が高揚している場所では、いくら時間があっても足りません。
余談ですが、よく「こんなに歓談の時間があって、ゲストは退屈しませんか?」と聞かれるのですが、いくら歓談の時間を設けても「楽しくて一瞬で終わっちゃった!」とおっしゃる新郎新婦が多いです。
そのため、余白の時間でもある歓談の時間の大事さをプランナー目線で伝えていくことも重要です。
それに、あまりイベントを詰めすぎてもゲストがゆっくりお食事を楽しんでいただく時間がなくなってしまったり、新郎新婦が思うようにゲストと話せなかったしますし、プランナーとしてもやることが多く、ミスにつながります。
新郎新婦の希望に沿って、余裕を持ったスケジューリングと、当日の進行組みをしましょう。
仲間を信じる
結婚式本番では、自分にしか出来ないこと以外は、どんどんチームに任せる、という考えを持っておくことをおすすめします。
つい担当プランナーは、自分でも出来ちゃうことは、仲間に頼まずにやってしまうことがあります。
しかし、それをしている間、新郎新婦のことが見られなくなってしまいますし、新郎新婦からしても担当プランナーが見えないと不安になります。
それに、突然のハプニングがあった時に、自分が手いっぱいの仕事に追われていると対処出来なくなってしまいます。
新郎新婦に寄り添ってきた担当プランナーだからこそ、しなくてはならないことは何かを考え、それ以外は思い切って仲間に頼んでみましょう。
先読みをして的確な指示出しをする
これは事前準備のイメージトレーニングにも通じますが、チームで創る結婚式で、担当プランナーは司令塔になるため、チームを牽引して結婚式を成功させるためにも、この次は何が起こるかを考えて、指示を出していくことが大事です。
常に次の次のイベントまで考えて、逆算して今することを全員に指示を出します。
的確な指示を出すためにも、先読みをしていきましょう。
自分も結婚式を楽しむ
そして責任の重さに忘れがちになってしまうのですが、自分自身もふたりの結婚式を楽しむという心構えが大事です。
ミスしないようにだったり、この後の展開を考えたりして、つい顔が真剣になりがちです。
しかし、結婚式当日まで、新郎新婦と一緒に結婚式を考えて創ってきた伴奏者として、一緒になって楽しむことが新郎新婦のためでもあります。
新郎新婦にとって、一人の近しい友人のような立場で、一緒に空間を楽しんで盛り上げることも、大事な仕事です。
責任もありますが、楽しもうという心意気だけで心が軽くなります。
まとめ
ウエディングプランナーのストレス発散方法についてお届けしました。
ウエディングプランナーは、お客様にとって一生に一度のイベントを手伝える、とてもやり甲斐のある仕事ですが、その責任の重さ故にストレスも溜まります。
ストレス発散方法のポイントとしては、自分自身がどのようなことを楽しいと思うタイプなのかを知り、自分に合った五感を刺激するストレス発散方法をしていくことが大事です。
そしてONの時にできるストレス発散方法は、次から次へと取り掛かりたくなる仕事の合間に少し手を止めて、外の景色を見たり、ハンドクリームを塗って香りに癒されたりと意識したら今からでも出来ることが多いです。
また、OFFの日のストレス発散方法はプランナーによってまちまちですが、女性が多い職場ということもあり、美容に力を入れるなど、自分の好きなことに時間を使っていました。
ウエディングプランナーは、お客様の大事な日に向けて、ミスなく、ふたりの信頼を獲得したまま実行していくため、神経を尖らせながら行うことが多いです。
しかしストレスが溜まってしまうのは良くないため、少しでも軽減できるように、原因を知り、対策を練ることが大事です。
好きな仕事を続けるためにも、ストレスとの付き合い方を知り、溜め込まずに発散していきましょう♪
今日から是非試してみてはいかがでしょうか。